「はじかみ(生姜)を八、九月頃に食べると、翌春になって眼病になるという」と、
貝原益軒の『養生訓』の中にあります。

『養生訓』は江戸時代の儒学者「貝原益軒」が、83歳の時に書いた著書。

その中には、彼の真の幸福を願った生き方の教訓なるものが、記されています。
この著書の食に関しての内容は、この他にも興味深いものがたくさん。

ところで、生姜の旬は六月頃。少し遅れたものを食するのは、やはり体に良くない
ことを伝えているのでしょうか?

生姜の、原産地は、インドなどの熱帯アジア。マラリア病に対する薬用、カレーに
加える香辛料として利用されていたとのこと。

インドからヨーロッパに伝わり、その後、干しショウガとして、アジアより輸入され、
13世紀に東洋を訪れたマルコ・ポーロの「東方見聞録」にも記されています。
アメリカへは、新大陸発見後、アジアからメキシコ、そして アメリカ大陸に伝わって
いきました。
中国では、紀元前480年頃にショウガの記録が残っており、歴史も非常に古い
のです。日本へも、古くから伝わり「古事記」「魏志倭人伝」などにも記されて
います。

生姜と言えば、「しょうが焼き」でおなじみですが、豚肉でなく生姜を存分に味わう
ならこんな【これがほんとの生姜焼き】をオススメします!!

 

これがほんとの生姜焼き

【材料】

ロース薄切り豚・・・・・・6枚
谷中しょうが・・・・・・・6本
片栗粉・・・・・・・・・・適量
ごま油・・・・・・・・・・小さじ2
おフランスの塩・・・・・・好みで ※なければ普通の塩で!
ブラックペッパー・・・・・少々

【作り方】

①谷中しょうがをきれいに処理して、塩で軽く下茹でする。

②冷ましたしょうがの周りに、片栗粉を薄くまぶした豚肉をくるくるまいていく。

③2に、ごま油をなじませて、網で焼く。

④途中塩をふりながら、まんべんなく網で焼く。

⑤まわりに少し焦げ目がつき、透き通った汁がにじんだらできあがり。

⑥お皿に盛り付け、ブラックペッパーをふる。