「鯵とは味也、その味の美をいふなりといえり」という言葉は、
江戸学者の新井白石の『東雅』のことば。

鯵は、日本の主要な食用魚で、煮ても焼いても美味しい魚です。
種類は、マアジ・ムロアジ・オニアジ・シマアジ・キアジ・マルアジと
ありますが、ポピュラーなのは、マアジです。

漁獲量は、長崎、島根の順で4月から7月が出回り期、旬は、6月の魚です。
たんぱく質に富み、EPA・DHAも多く含まれています。冒頭の一説よりわかる
ように味も美味なる物です。

今回は、イタリアン料理の手法「アクアパッツァ」通称きちがい水とよばれ、
魚を水だけで煮る方法にトマト風味を加えました。魚介類は、アサリを使用
しましたが、手に入れば、ムール貝を加えるとさらに美味しくなります。

ぜひ一度、美味しい時期のアジをこんな【鯵のアクアパッツァ風】にしてみては
いかがでしょうか?

鯵のアクアパッツァ風

【材料】

鯵・・・・・・・・・1匹
アサリ・・・・・・・10個
にんにく・・・・・・1個
ケッパー・・・・・・5粒
赤唐辛子・・・・・・少々
小麦粉・・・・・・・大さじ2
白ワイン・・・・・・50cc
トマトホール缶・・・100cc(カット)
オリーブオイル・・・大さじ2
塩・・・・・・・・・小さじ1
フェンネル・・・・・1房
★ねぎ・レモン・ナスタチュームは、飾り用

【作り方】

①鯵は、うろこと腸を取って、ぜいごを取る。

②にんにくは、みじん切り。

➂鯵のおなかに、フェンネルを挟んで塩をふり、小麦粉をまぶす。

④フライパンにオイルを熱して、鯵を両面とも焼く。

⑤鯵を一度取り出したら、同じフライパンでにんにくと唐辛子を炒め、
  アサリを入れ、白ワインを加えてフランベする。

⑥再び鯵をフライパンに入れて、トマトのホール缶を加える。

⑦蓋をして弱火で蒸し煮にする。

⑧途中水気がなくなったら少しずつ、湯を加えながら鯵に火が通ったら
  出来上がり。飾りにレモンとねぎ、エディフルフラワーを飾る。