5月は楽しいゴールデンウィーク(GW)がありますね。

そもそもGWとは、春先の環境の変化・・引っ越し、転職、移動などからくるストレスを軽減するためのお休みということで作られたそうです。

新しい仲間とともに心機一転、張り切る気持ちはとても大切ですが、GWを過ぎた頃から知らず知らずのうちに体はストレスを覚えてイライラを募らせやすくなっています。
いわゆるこの心身の息切れ症状が五月病です。

 では、ストレスのお話を少し。

ストレスを生じさせる刺激は“ストレッサー”と呼ばれます。
暑さ、寒さ、病気、排気ガスなどのような物理的なもの、空腹、不眠、過労などのような生理的なもの、不安、苦痛、恐怖、緊張などの精神的なものがあります。

でも、私たちの体は、ストレスと上手につき合うために、自律神経系や内分泌ホルモンが体内環境を良好な状態に保つように生体を制御しています。
しかし、ストレスが強すぎて制御しきれなくなった時、高血圧、狭心症、胃潰瘍、肥満、チック、生理異常などの症状が出たりします。

このストレスに対抗するには、ビタミンCが必要です。

何故なら、ストレスを受けると、それに負けまいとして体からアドレナリンが分泌されます。アドレナリンとは副腎髄質から出されるホルモンの一種で、これが生成される時には大量のビタミンCが消費されます。

常にビタミンCを保つことは、健全なライフスタイルの基本です。
また、ストレスを回避しようとする体は、ビタミンCと同様にタンパク質マグネシウムも消費するので、フルーツや野菜に肉や魚を組み合わせ、効率よく取り込む工夫も必要です。

 

 【気分の落ち込みに効果があるハーブティー】

 
さて、落ちこんだ気分を晴れやかにしたい時。

私のおすすめは、セントジョンズワート&レモンバームです。

他にも、バレリアン、パッションフラワー、カモミール、オレンジピール、ルイボス、マテなどといったハーブも有効ですが、特に、セントジョンズワートに含まれるヒペリシンが、脳内のセロトニンの量を調整することで、うつ症状が和らぐのではないかと言われています。今回ご紹介するものは、セントジョンズワートとレモンバームのブレンドハーブティーです。
茶葉:ティースプーン各1/2杯づつ、抽出:3分。

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【セントジョンズワート】

夏至の日(聖ヨハネの日)に収穫すると最も治癒力が高く、古代ギリシャの時代から「悪魔を祓うハーブ」として親しまれ、また暗く落ち込んだ心を明るくするため『サンシャインサプリメント』『ハッピーハーブ』とも呼ばれています。

このセントジョンズワートはドイツで盛んに研究されています。

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◆学名:Hypericum perforatum 
◆科名:オトギリソウ科 
◆ティーに使う部分:開花時の地上部

◆主要成分:ジアンスロン酸(ヒペリシン、ソイドヒペリシン)フラボノイド配糖体(ヒペロシド、ルチンなど)ハイパーフォリン、タンニン、精油

◆ 効能:抗うつ、消炎、鎮痛、不眠症の緩和、更年期障害の緩和

◆ 禁忌:併用に注意が必要な医薬品は、インジナビル(抗HIV薬)ジゴキシン(強心薬)シクロスポリン(免疫抑制薬)テオフィリン(気管支拡張薬)ワルファリン(血液凝固防止薬)経口避妊薬。鬱病の薬を飲んでいる方、腎臓病の薬を飲んでいる方、妊娠中の方は飲用を避けてください。

 【レモンバーム】

レモンに似た優しい香りで、ヨーロッパでは『長寿のハーブ』としても有名で、別名メリッサ(ギリシャ語でミツバチの意)ともよばれはちみつとも合います。

脳の活性化や若返りにも有効とも言われています。lemon

◆学名:Melissa officinalis 
◆科名:シソ科 
◆ティーに使う部分:葉

◆主要成分:ロズマリン酸、シトラール、シトロネラール、リナロール

◆ 効能:鎮静・鎮痛作用・消化促進・解熱・解毒作用

◆ 禁忌:妊婦・授乳中の方は、ホルモンバランスの変調から子宮出血を引き起こす場合がありますので飲用しないでください。