もしも味覚が消失したら!

五月病なのかなぁ?って最近感じていらっしゃいませんか?
なんとなく憂鬱でイライラしたり、集中力がなくなったり、夜なかなか寝付けなかったり

食事が美味しくなくなったり。何を食べても味がしない??なんてことも!

五月病になりやすい人は、几帳面な人、まじめで頑張りすぎの人、義務感が強い人、気配りをしすぎる人、感情を出さず我慢してしまう人に多いようです。

さらに食生活の乱れも一因になることも!今回はそんな味覚についてお送りします。

 

味覚の消失

味覚障害といっても、味の感じ方が鈍くなる『味覚減退』や、味がまったく分からない『味覚消失』、口の中に苦みや渋みを感じる『自発性異常味覚』など、様々な症状があります。また、これらの症状がひとつだけでなく、合併している場合も多いようです。

また、加齢に伴って身体の器官や機能が衰えてきます。

食べること、味わうことに関しても、やはり加齢に伴いさまざまな面で変化が生じます。

視覚や聴覚に比べ、味覚の低下を自覚する人は少ないですが、一般に、味の閾値(いきち)(味の違いが判る最小値)は加齢に伴って上昇し、味覚感受性は低下するといわれています。

高齢者と若年者とでは、基本5味(甘味・塩味・酸味・苦味・旨味)のうち、特に塩味の閾値に差がみられると報告されています。

このように味覚障害は高齢者に多かったのですが、最近は若い人たちのあいだでも増加傾向にあります。日本の味覚障害患者は1990年に14万人だったのが、2003年には24万人と約1.7倍に増えたという報告もあります。

 

いったい何が原因なの?

高齢者の味覚障害の原因は薬の副作用、栄養の吸収低下などが多く、若者の場合は偏った食生活による亜鉛不足がいちばんの原因です。
例えば、無理なダイエット、コンビニ弁当やファーストフード、インスタント食品などの加工された食事では、糖分や塩分、脂肪分ばかりが過剰になり、体に必要な量の亜鉛を摂取できなくなります。

亜鉛が不足するとなぜ味が分からなくなるのでしょう?

食べ物の味は、舌の表面にある“味蕾(みらい)”と呼ばれる器官にある味細胞が判断しています。
味細胞は新陳代謝が激しく、皮膚と同じように約1カ月で生まれ変わります。そして、この味細胞の再生に欠かせないのが亜鉛なのです。

亜鉛が不足することで新陳代謝が妨げられ、味細胞が古くなって味を感じることができなくなるのです。

 

亜鉛をうまく摂取するためにはどんな食事をすればいいんでしょうか?

1.亜鉛の多い食材                       

鰻、ワカサギ、カニ、カキやホタテなどの魚貝類
牛肉・豚肉の赤身、レバーなど肉類
きな粉、高野豆腐、アーモンドやゴマなどの豆類
全粒小麦粉、ココア

 2.亜鉛の吸収を妨げるもの

加工食品に含まれる食品添加物
玄米菜食
食物繊維の摂り過ぎ
アルコールの摂り過ぎ
ストレスを強く受けている

 外食が多くなりがちの方は、上記でご紹介した亜鉛の多い食材や、より食品数の多いメニューを選びましょう。

五月病の症状による味覚の消失は一時的なもので、無理をせず、ゆっくりと新しい環境に慣れて行く為にも、偏った食事を避け常に味蕾を活性化させて、おいしい食事を楽しみましょう。

 

今回は、春野菜の筍とアスパラガスと亜鉛を多く含むホタテを使った味覚にも身体にもおいしいレシピをご紹介致します。

たけのこには女性ホルモンのバランスを整えるマンガン、アスパラガスには新陳代謝活発にする必須アミノ酸が豊富です。

 

 【春野菜のカレー和え クレープ添え】

175Kcal

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【材料(1人分)】

エビ(ブラックタイガー):40g(2尾)(殻・背わたをとる)

ホタテ:20g

たけのこ(穂先):50g

アスパラガス:1本

ガラムマサル:小さじ1

オリーブオイル:小さじ1

ミニトマト:1個

クレープ生地:全粒小麦10g、豆乳50cc

【作り方】

①.たけのこは一口大に切る。ホタテは半分にそい切りにする。

②.アスパラガスは穂先を切り落とし、茎の部分は3mm厚さの斜めに切る。

③.(1)(2)エビをオリーブオイルで炒める。

④.  ラムマサラ、塩、こしょうで味を調える。トマトをスライスして添える。

⑤.  クレープの生地をテフロンで15cm直径に焼く。