5月・・・
温かくなり、コートやセーターなど衣替えを済ませた方も多いのではないでしょうか?

だんだんと薄着になると、この時期気になるのが・・・

冬の間に貯め込んでしまった余分な脂肪。 

お腹まわり、二の腕、背中のお肉・・・
厚着で隠せばOKだったのが、これからの季節はそうはいきません。

 

 春が旬のお野菜と言えば、菜の花やたけのこ、ふきのとう、たらの芽、せり・・・
これらの野菜や山菜の特徴は特有の苦みや香りですよね。

好き嫌いもありますが、これらは冬の間に溜まった脂肪を流して解毒を助けてくれる成分が含まれています。

 例えば、苦みの成分の「タンニン」

これはポリフェノール類で抗酸化作用があり、カラダがサビつくのを防ぐ効果が期待できます。苦みはアクとして「アク抜き」をしますが、せっかくの抗酸化成分ですから抜き過ぎには注意しましょう。

 

実は、これらの抗酸化成分、雑穀にも含まれています。

 

今回ご紹介する鮮やかな黄色の色をした「きび」も抗酸化成分のポリフェノールを含んでいます。 

いなきび (3)_R

「きびなんて、初めて聞いたわ!」と言う方もいらっしゃるかもしれませんが実は桃太郎の「きびだんご」や「きび餅」・・・と私たちにとって馴染みの深いものです。

 きびは卵に似た色合いやコクをもつ事からエッグミレットとも呼ばれています。米と一緒でもち種とうるち種がありますが、もち種のきびはご飯に混ぜるとつやつやでもっちりとした黄色いごはんに炊きあがります。

 

 栄養価としてはポリフェノールを含む他、白米と比較して食物繊維約3倍マグネシウム約4倍ビタミンB2約3倍鉄 約3倍亜鉛が約2倍、・・・と豊富!!

 

 たんぱく質を多く含みますが、脂質の割合は少なめ。
また食べたものが代謝されてエネルギーに変換されるときに必要なマグネシウム脂質の代謝を促すビタミンB2を多く含むのでダイエット中の方にもオススメです。

 

 また、貧血防止や肌の血色を良くする効果のあるを含むのも女性にとって嬉しいところ。

 

 レシピをご紹介する前に、まず今回のきび「ごはんに混ぜて炊く」以外の調理の方法をご紹介します。

 

 ≪茹でる≫

①雑穀をボールにいれて水を入れて混ぜ、浮いてくるゴミを取り除いて目の細かいザルで水気を切る。

②たっぷりのお湯に塩を入れて①を入れて5~8分茹でる。

③ザルに開けて粗熱を取る。

>>こんな人にオススメ

●料理初心者さん(焦がしたりしないので、失敗なし!)

●パラパラとした食感を楽しみたい人

 ≪炊く≫

①雑穀をボールにいれて水を入れて混ぜ、浮いてくるゴミを取り除いて目の細かいザルで水気を切る。

②鍋に①を入れて、雑穀がかぶる位の水を入れて塩をひとつまみ入れて強火の火にかける。

③沸騰したら弱火にして蓋をして5~8分火にかける。

(たまに蓋を開けて、水がなくならないように!!少なすぎると思ったらちょっとさし水をして、逆に多すぎたら蓋を開けて水分を飛ばす。)

④炊けたら蓋をして、5~10分蒸らす。

 >>こんな人にオススメ

●栄養成分をもれなく摂りたい人

●もっちりとした食感を楽しみたい人

 

わたしがよく実践しているのは≪炊く≫方法。
少量より多めに炊いた方がうまくいくので、まとめて炊いてタッパーなどに入れて冷蔵庫に保管しておきます。

 調理したきびなどの雑穀は、普段のお料理に混ぜて使います。

例えば、ごま和えのごまの代わりにしたり、ドレッシングに混ぜたり、スープに入れたり・・・

 

 今回ご紹介するレシピのようにパスタに入れるのもOK!「雑穀も好きだけど、ごはんだけではなくパスタも食べたい。」と言う方にオススメです。

 最初にお話した私たちの細胞を目覚めさせ、冬の間停滞気味だった新陳代謝を活発にしてくれる春野菜の菜の花と合わせました。

 

 【きびの菜の花ぺぺロンチーノ】

きびの菜の花パスタ (セフティ)

  ≪材料 2人分≫

きび・・・1/4カップ

菜の花・・・150g

ツナ・・・50g

パスタ・・・160g

 (A)

オリーブオイル・・・大さじ1/2

にんにく・・・ひとかけ

唐辛子(輪)・・・少々

 塩・胡椒・・・適量

 ≪作り方≫

①     きびを調理する。(上の茹で方・炊き方を参考に!)

②     菜の花は3~4㎝の長さに切る。

③     パスタを茹でる。茹であがる1分30秒前位に菜の花を芯から入れてさっと茹で、茹であがり時間の残り1分で湯切りする。

④     フライパンに(A)を入れて③とツナ、①のきびを入れ、塩・こしょうで味を調える。

  

菜の花はβカロテンビタミンCを多く含みますが、茹でる事でかなり少なくなってしまうので、さっと茹でて後は炒める事で火を通しましょう。
βカロテンは油との相性も良いので、炒める事で吸収率がアップします。

きびの色が菜の花を連想させ、菜の花畑にいるような見た目もキレイなパスタです。