アレルギーと聞くと、
「食物アレルギー」「アトピー」「アレルギー性鼻炎」などが思い浮かびますが、
この季節、悩まされている人も多い「花粉症」もアレルギーのひとつです。

 そもそも、アレルギーとはなぜ起こるのでしょうか。

 人間のカラダに、ある物質が入ってくると、体内には、その物質と反応する物質・「抗体」ができます。

その後、再び同じ物質「抗原」が入ってきたとき、その「抗原「抗体」が反応して反応を起こすこと・・・これがアレルギーです。

そしてアレルギーを起こす原因となる「抗原」のことをアレルゲンと言います。

食事性のものであれば卵・牛乳・そばなど、環境性であれば室内のホコリやダニなど花粉症の場合は、花粉がアレルゲンというわけです。

 アレルゲンが体内に入ってきても、すべての人がアレルギーを起こすわけではありません。生まれつきアレルギー反応を起こしやすい体質をアレルギー体質の方や生活環境や本人の肉体的、精神的な状態も発病に関係します。

 ・・・食事もです!!

 抗体である免疫グロブリン(IgE)は肥満細胞と結合し、鼻水やくしゃみなどの症状を発症しやすくなります。また、動物性蛋白の摂り過ぎはアレルゲンになりやすく、さらに腸内の悪玉菌を増やしてしまうのです。

では花粉症をはじめとしたアレルギー対策のお食事は何に気をつけたら良いのでしょうか?

大切なのは免疫力を高めること!

身体を温め血行を良くし、腸内環境を良くすることがポイントです。現代人は、低体温の人が多くなっていますが、体温が1℃低下すると免疫力は30%以上低下し、アレルギーをはじめ、様々な病気にかかりやすくなります。

 まず肉・卵・乳製品などの動物性たんぱくの摂り過ぎはアレルゲンになりやすくなる他、腸内の悪玉菌が増え、免疫力を弱めてしまうので注意が必要です。

 摂ってほしい食材は食物繊維が豊富で善玉菌を増やしてくれる季節の野菜(特に緑黄色野菜や根菜類)や豆類、海藻類。 

そして、玄米・雑穀です。

玄米+白米_R

 同じアレルギーでも食物アレルギーをお持ちで米・小麦にアレルギー症状がある場合には、この雑穀すら反応を示す場合もあります。

 小麦アレルギーがある場合、大麦・はと麦・オーツ麦(オートミール)などにも症状が出る可能性もありますので、注意をしてください。

 

 食べても問題ない雑穀を選択し、また新たな穀類のアレルギーを生じさせないためにも、毎日同じ種類ではなく、数種類の雑穀を回転させると良いでしょう。

 

また、お米も通常食べている「うるち米」とおこわや餅に使用する「もち米」があるように、雑穀にも「うるち種」と「もち種」があります。もち系は抗原度が高くなるので、アレルギー・アトピー症状が出ているうちは、うるち系がおすすめ。

 大麦は国産の約95%が、ひえもほとんどがうるち種です。あわきびは「もちあわ」「うるちあわ」などお米と同様、うるち糸ともち系があります。

 今回は、うるち性の「ひえ」とたっぷりの緑黄色野菜と豆を使ったレシピのご紹介です。

 

【ひえのクスクス風プレート  チリビーンズ添え】

ひえのクスクス風プレート (11)_R

≪材料 2人分≫

ひえ・・・1カップ
トマト・・・1個
玉ねぎ・・・1/4個(50g)
にんじん・・・30g
しめじ・・・30g
ミックスビーンズ(茹でてあるもの)・・・30g

 (A)
オリーブオイル・・・大さじ1/2
にんにく・・・ひとかけ 

(B)
水・・・100cc
コンソメ・・・少々

 ケチャップ・・・大さじ2
塩・胡椒・・・適量

タバスコ・・・お好みで

 

≪作り方≫

①     ひえはさっと洗って白米と同じ分量で水を入れ、炊飯器で通常通り炊く。

②     玉ねぎ、にんじんはさいのめ切りに、トマトはザク切りに、しめじは長さを半分に切ってほぐしておく。

③     (A)を鍋に入れて香りがするまで炒める。玉ねぎ、にんじん入れてしんなりしてきたら、しめじ・ミックスビーンズ、トマトを入れて軽く炒め(B)を入れて中火で煮る。

④     ケチャップを入れ水分がなくなるまで煮込んだら塩・胡椒で味を調える。(タバスコはお好みで加える)

⑤     炊きあがったひえとチリビーンズを盛り付けてできあがり。

 

お腹を満たしたあとは、適度な運動も免疫力を高めるのでおすすめです。
外に出るのが億劫になる冬もやっと終わり、春らしい陽気が心地よい季節。

花粉に負けずに、是非外に出てカラダを動かしてみましょう。