3月3日は、「雛祭り」♪♪♪♪
女の子の健やかな成長を祈る節句ですよね。

でも、最近はオトナの女性も、自分好みの「雛人形」を購入して楽しむそうです。

春光おだやかな季節となりましたが花粉症でお悩みの方が多い季節でもあります。

花粉症は、その予備軍のうち30~50%が発症すると言われています。
なぜ予備軍から発症にいたる人がいるのか、そのメカニズムは残念ながらまだわかっていません。

今までは、アレルギー症状の出口の部分、すなわちアレルギー症状を抑える治療が主で、アレルギーが起こらないようにする入り口の部分についての対処がありませんでした。

病原菌の増殖抑制や発ガン関連酵素活性と免疫組織である腸管免疫系に対するプロバイオティクスの作用がアンチエイジング効果があると注目されていますが、この腸管腸管免疫調節作用がアレルギー発症抑制があるという研究発表がありました。

アレルギー反応はどうやって起こるのでしょうか? 

アレルギーは本来何の害もないはずの物質を身体が「異物」と認識してそれを排除しようとすることで起こります。
花粉自体は、人体に入っても生命を脅かす物質ではありません。しかし、いったん花粉アレルギーになってしまうとくしゃみや涙目などで、花粉を排除しようとするのです。

花粉という「アレルギー抗原」が粘膜に付着すると、身体はこれを異物ととらえて、対抗する物質である「IgE抗体」をつくります。
体内に花粉のIgE抗体を持つようになると「花粉症予備軍」といえます。
IgE抗体は、粘膜などに存在する「肥満細胞」に取り付きます。さらに取り付いたIgE抗体にアレルギー抗原である花粉が付着することで、肥満細胞から「ヒスタミン」や「ロイトコリエン」といった化学伝達物質が放出されます。

それらの物質が神経や血管を刺激し、鼻水や目のかゆみなどの不快な症状が出るのです。

アレルギー抗原が体内に侵入するとT細胞のバランスに変化がおこります。

アレルギー抗原である花粉が体内に侵入すると、「ヘルパーT細胞」と呼ばれる細胞に花粉の存在が知らされます。ヘルパーT細胞には、Th1とTh2と呼ばれる2種類が存在し、普段はお互いに同じレベルで存在し、均衡を保っています。

その働きは、細菌感染に対応するTh1細胞に対して、Th2細胞は抗体がつくられることに関係しています。そして、Th2細胞が過剰になったときに、分泌される物質の働きかけにより、IgE抗体が作られます。花粉侵入の合図が発信されると、花粉症予備軍の人の体内ではTh2細胞が過剰に増えて、Th1とTh2のバランスが崩れてしまいます。結果として、IgEが多く放出され、アレルギー症状へとつながってしまうのです。

そこで・・・T細胞のバランス改善がポイントになります。

最新研究で、乳酸菌がTh1細胞を活性化させ、増えすぎたTh2とのバランスを改善することがわかってきました。
つまり、これまで対処できなかった、アレルギーが起こらないようにする入り口の部分について、光が見えてきたということです。

「プロバイオティクスとは、腸内フローラのバランスを改善することにより、宿主(人間)に有益な作用をもたらす生きた微生物」と定義されました。乳酸菌がそれにあたります。

日本の伝統的な発酵食品は、プロバイオテイクスの宝庫

乳酸菌は繁殖しながら糖分を分解して乳酸を作り、これを乳酸発酵と呼びます。
乳酸による発酵食品というとヨーグルトやチーズなどを思い浮かべます。

最近はより菌の特性を謳った、ラクトバチルスG21株(LG21菌)、ラクトバチルス・ジョンソニ株(LC1菌)、ビフィズス菌ヤクルト株(B.ブレーべ・ヤクルト株)などマスコミでも取り上げられています。

また「プレバイオティクス」という言葉も使われています。これは、「プロバイオティクス」のえさとなるもの。例えば、オリゴ糖は、消化されずに腸に届き、ビフィズス菌のえさとなり、善玉菌の働きを活発にして、悪玉菌を抑えます。フラクトオリゴ糖、大豆オリゴ糖、乳果オリゴ糖などが特定保健用食品にも認可されています。

日本の伝統食品であるみそ、しょうゆ、酢、漬物,納豆なども乳酸や酵素の発酵により作られます。ぬか漬けの場合、ぬかには1グラム中に1億個以上の乳酸菌が存在しています。

京都の伝統的醗酵漬物「すぐき」の中に、「ラブレ乳酸菌」がいることを発見され海外から「マジックピクルス」として注目されたました。

この菌は、乳酸菌の中でも、特に免疫賦活効果が実証されています。ガン予防やC型肝炎、エイズ予防などに効果的なのではないかと期待されています。そして数々の研究の結果、「ラブレ乳酸菌」を摂取し続けると、人の健康維持に大切なインターフェロンの産生能が向上することも分かりました。

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コメント:友人のお母様、川嶌いさをさん50年以上愛用のぬか床。
天文学的な数値の乳酸菌が存在していることでしょう。

 

今回は、上記の働きのあるオリゴ糖、春野菜、貝を使ったレシピのご紹介です。

※ 貝類の中でも特に赤貝はカルシウム、鉄、ビタミンB12が豊富なので血行の悪い方、冷え性の方におすすめです。また、ユリ科のグリーンアスパラにはイソチオシアナート、アブラナ科のキャベツには硫化アリルといったガンの予防が期待できる栄養素が含まれています。

 

【春野菜と貝のサラダ仕立て】 

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(1人前130Kcal)

材料(1人分)

小柱:20g
赤貝:2枚
青柳:2枚
春キャベツ:50g
スナップえんどう:2枚(20g)
グリーンアスパラ:1本(20g)
うど:10g

A:
卵黄10g
酢大さじ1
みりん
オリゴ糖各小さじ1
塩少々

【作り方】

1.キャベツは芯を除き、大きめに手でちぎる。スナップえんどうは筋を取り、アスパラガスは根元のかたい部分を折る。うどは3cm長さに切って皮を厚めにむき、拍子切りにして酢を加えた水にさらす。赤貝はひと口大にそぎ切る

2.鍋に卵黄を溶きほぐし、Aを加える。弱火にかけ、木しゃもじで混ぜながらとろりとするまで練る

3.大きめの鍋に湯をわかし、キャベツ、アスパラガス、スナップえんどうの順にゆでてざるに上げさます。スナップえんどうはすじにそってたてに切る。

4.小鍋に湯をわかし、青柳をさっと湯にくぐらせて水にとる

5.(3)の野菜、(1)の水けをきったうど、赤貝、青柳、小柱をざっくり混ぜて器に盛り、(2)のソースをかける。スナップえんどうを最後に飾る。