3月11日に起きた東日本大地震。

多くの犠牲者の方のご冥福をお祈りすると共に、被災者の皆さまに1日も早く笑顔で
生活できるよう、微力ながら、自分にできることを、着実にしていきたいと思っています。

 
わたしを含め、今回の地震で
「いざと言うときに何が必要なのか」を認識していなかった自分を反省し、
「何を備えておくべきだったか」を改めて考えるきっかけになったのではないでしょうか?

 
この経験を通じて、わたしはやはり「日本の伝統食」の素晴らしさを思い知りました。
今回は、「食」において、何を準備し、どう食していくかを記していきたいと思います。

 震災の後、スーパーなどで食料品を買い溜めしている人も多かったですね。
いったい、何を購入しましたか?
冷凍食品や生鮮を大量に購入し、冷凍庫へ保管した人もいましたが停電となって
しまえば、無意味となってしまいます。

 

 

●日本の伝統食材
梅・味噌・塩・お茶 など

●乾物
ひじき、とろろ昆布、出汁昆布、海苔、切干大根、煮干しなど

●そのまま食べられるもの
缶詰、アルファー米、乾パン、クラッカーなど

●その他
少量の調味料、水、米

 

緊急時は肉体・心共に病んでしまいます。
保存食はできるだけ「自然のエネルギーを含んだ本物」を準備しましょう。

 (添加物を加えれば、保存は利きますが、塩蔵・糖蔵、乾燥など日本で昔から
伝わる保存方法のものを。また、これらの保存食も定期的な賞味期限の確認が
必要。定期的に確認することで、防災の意識も高まります。)

 

 

緊急時に、米俵を抱えて出ることができないかもしれませんが
お米を確保できた時に、「ごはん」を食べる時には炊かなくては食べられません。
電気がなかった時、炊飯器が使えない時、どうやって炊きますか?

 緊急時に備えて「土鍋(鍋)で炊く」と言う技術も身につけておきましょう。

 土鍋ごはん(セフティ)

【土鍋ごはんの炊き方】

(電気ではなく、ガス・火での炊き方)

≪3合分 分量・用意するもの≫

米・・・3合(540cc、450gほど)
水・・・650~660cc(米の容積の1.2倍ほど)
(ざる、タイマー、土鍋、計量カップ もしくは秤)

 ■お米を研ぐ
ボールにお米を入れて、水を少し加えて、軽くいつものようにお米を研ぎます。
1回目の水はざるで全て捨てます。

 (雑穀を加える場合は米1合に対して大さじ1~2杯くらいを入れますが、茶漉し
のような網目の細かいざるに入れてさっと汚れを取る程度で、それをお米に
加えて一緒に浸水させます。)

 ■お米を炊く
水を加えて夏は30分、冬は1時間程度浸水させます。玄米の時は一晩くらい。
米と水を入れて、平らになるようにしてふたをします。

 はじめの1分ほどは弱火で温めてから強火に。(土鍋の割れを防ぎます。)
強火ににし、沸騰してきたら弱火に。
弱火にしてタイマーをかけます。(約13~15分)
焦げてきたら香りがするので、はじめは途中で気をつけて湯気を香ってみてください。
蓋は開けないのがベスト。

火加減、水加減、炊くごはんの量、鍋の性質などにもより、時間は異なるので調整
してください。

 

 

■蒸らす
火を止める前に3~10秒強火にして火を止め、そのまま10~15分置きます。
蒸らし時間が終わったら、そのまま置いておかずに、まずさっくりとお米を切る
ように軽く混ぜます。

 

手に入りやすいのは米(白米)です。ただ、野菜を摂りたくても食べられない
状況な時ほど雑穀でミネラル・ビタミンを補給してほしいと思います。

 

 

次に日本の伝統食材である梅・味噌・塩・お茶 などや
乾物であるひじき、とろろ昆布、出汁昆布、海苔、切干大根などを使って
火を使わなくてもできるレシピを・・・

 

 

【切り干し大根の梅肉和え】

 

 切り干し大根の梅肉和え1 (セフティライフ)

 

 

 ≪材料 2人分≫

 切干大根(乾燥)・・・25g(戻して100g)
 梅干し・・・1個(10g)

 

(A)

みりん・・・小さじ1/2(あれば)
薄口醤油・・・少々(あれば)
白ごま
海苔

 

≪作り方≫

(1)切り干し大根を水で戻す。

(2)梅干しの種を取り、包丁でたたき潰し、(A)を混ぜる。
     (A)はなければ、梅干しだけでも十分です。

(3)白ごま、海苔を散らす。

 

このレシピはひじきやわかめ等でも代用できます。

 

その他、お湯が沸かせれば、とろろ昆布と梅干しですまし汁ができます。
わかめが戻せれば、煮干しやかつお節、桜えびを入れて煮浸しにしても良いですし
火がないようだったら、醤油などをかけて食べることもできます。

 

乾物だけで、いろいろな食事に対応できます。
いざ、と言う時のために、ただ買い揃えるだけでなく実際に作ってみてください。

 

備えあれば憂いなし。です。