雑穀・・・

と言うと今は五穀米や十六穀米などブレンドされているものを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

そもそも、雑穀とは何の事なのかを今回はお話したいと思います。

 

雑穀とは

 

ご飯など主食に用いられる穀物の分類は、主穀、雑穀、菽穀(しゅくこく)、擬穀(ぎこく)に分けられています。

主穀はイネ科作物の中でも、主食作物であるイネ、ムギ、トウモロコシ。
雑穀はイネ科作物のうち小さい頴果(えいか)をつける、ヒエ、アワ、キビなどの総称。
菽穀はマメ類、擬穀はソバ、アマランサス、キノアなどです。

 十六穀米などブレンドされたものの配合をみると、玄米や胡麻などが入っていることも少なくありません。 

上の緑の図のように、現代では本来の雑穀の分類であるキビ、アワ、ヒエの他、モロコシ(高きび)、はと麦、大麦などイネ科作物、イネ科以外のソバ、アマランサス、キノア、ゴマやダイズやアズキなどのマメ類、また普段食される機会の少ない玄米や発芽玄米も広く雑穀としているようです。

 

日本雑穀協会では「日本人が主食以外に利用している穀物の総称」としています。

 日本食を見直し、お米を食べる事はとても良い事ですが白米だけだと栄養価も劣ってしまうので、普段の食事に積極的に雑穀を取り入れていくことをおすすめします。

 さて、今回ご紹介する雑穀は前回紹介したひえよりも大粒な雑穀、【たかきび(もろこし)】です。

 

たかきび (4)_R

 

たかきびは赤褐色をしているもち種の雑穀です。ひき肉に似た食感をもつ事からミートミレットとも呼ばれています。

ご飯に混ぜて一緒に炊くと、赤飯のような可愛らしいピンク色に染まります。たかきび(高黍)はもろこし(唐土)、こうりゃん(高粱)などとも呼ばれています。

赤ワインと同じポリフェノールを含む他、白米と比較して食物繊維約19倍、ビタミンB1約4倍、ビタミンB2約5倍、鉄分約2倍、カルシウム・マグネシウム・カリウム約7倍、リン約5倍・・・と豊富に含んでいます。

 血中の善玉コレステロールを増やす働きがあり、脂質代謝機能の改善にも効果的。動脈硬化や高血圧の予防にも効果があると言われているのでメタボが気になる人に嬉しい雑穀です!

ポリフェノールや鉄分、食物繊維なども多く含むので女性にもオススメ。
肌などの細胞の再生を速めてくれたり、健康で艶やかな髪を保つ、便秘などの効果も期待できます。

 今回はそんな、たかきびを使ったヘルシーな豆腐ハンバーグのレシピをご紹介いたします。ソースは柚子胡椒を利かせてあっさりと。

豆腐ハンバーグとの相性抜群です。

辛いのが苦手な方は大根おろしや、お醤油ベースの和風ダレでもOK!!お子様はケチャップやデミグラスソースなどでも良いかもしれませんね!

 

 【高きびの豆腐ハンバーグ(柚子胡椒ソース)】

≪材料 2人分≫

(ハンバーグ)
豚ひき肉・・70g
木綿豆腐(水気を抜いたもの)・・・50g
茹でた高きび・・・50g
たまご・・・1/2個
ねぎ・・・50g
干し椎茸・・・1枚
片栗粉・・・小さじ2
醤油・・・少々
生姜のすりおろし

(柚子胡椒ソース)
だし汁(干しシイタケの戻し汁も含めて)・・・1/2カップ
酒・・・大さじ1
みりん・・・大さじ1
塩、薄口しょうゆ・・・少々
ゆず胡椒・・・お好みで
水溶き片栗粉 

(トッピング・かざり)
水菜
万能ねぎ

≪下準備 ・たかきびを茹でる≫
① たかきびをボールにいれて水を入れて混ぜ、浮いてくるゴミを取り除いて目の細かいザルで水気を切る。 30分~一晩浸水させる。

② たっぷりのお湯に塩を入れて①を入れて15~30分茹でる。(固さはお好みで)

③ ザルに開けて粗熱を取る。(茹でると2~2.5倍に膨らみます)

 ≪作り方≫
① 木綿豆腐は手でちぎり、水気を切っておく。長ネギはみじん切りに、干し椎茸は戻してみじん切りにしておく。(戻し汁はソースに使うので取っておいてください。)

② ハンバーグのネタを全て合わせて10分以上なじませる。形を整え、中央をくぼませてフライパンで両面こんがり焼きあげる。 

③ ソースを分量通り鍋に入れ、火にかける。味を調え、水溶き片栗粉でとろみをつけてる。

④ 皿に5㎝位の長さに切った水菜を敷き、ハンバーグを盛り付け柚子胡椒ソースをかけみじん切りにした万能ねぎをトッピングすればできあがり!

 

豆腐たかきびハンバーグ (2)_R

 

もうすぐ、バレンタインデーです。チョコレートも良いですが、相手の健康も考えたご飯を作ったら気になる彼もイチコロかもしれませんね!