みなさんが良く口にする 「カロリー」。
では、このカロリーってどうやって計算されるか、知っていますか?

  
カロリーとは食事からとった3大栄養素からのエネルギー(熱)で
「炭水化物」「たんぱく質」「脂質」・・・3つの栄養素の合計です。

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それぞれの栄養素の重量(g)に係数(炭水化物・たんぱく質は「4」、脂質は「9」)を
かけ、合計したものが総エネルギー(カロリー)となります。

 

何気に使っている言葉ですが、そうやって計算されていたんだ!
と驚く人も少なくないと思います。
食べ物のパッケージの裏によく表示されている「栄養価表示」 で1度計算してみる
のもおもしろいかもしれません。

 

 

さて、このエネルギー(カロリー)、大切なのはその「値」だけでなはく「バランス」です。
つまり、この3つをどのようなバランスで摂ったらいいのか、という事。

年代によっても多少異なりますが、だいたいこの位のバランスが良いとされています。

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しかし、グラフを見たところで、実際に自分自身、バランスがとれているかなんて
わかりませんよね。

 

個人レベルでは判断しにくいですが、戦後から日本人の食事を比較してきた
厚生労働省から出ている「国民健康・栄養調査」の結果からみると大きくその量が
増加したのが「脂質」。逆に減少したのが「炭水化物」です。

 

その脂質も良質な油なら良いのですが、トランス脂肪酸やお菓子、動物の脂、
酸化した油などカラダにとって良くない油が多い。
また炭水化物も、減少したのにそれは米や芋だけでなくパンやお菓子(精製
された砂糖など)から摂っていることも少なくありません。

 

 

昔は、たっぷりのご飯と芋や味噌汁、漬物、そして、根菜類や海藻などを中心に
食事をしていました。

 

しかし、現代はたっぷりのおかずに、ご飯はちょっと。
炭水化物もご飯ではなく、パンやパスタなどの麺類で済まされる事もすくなく
ありません。ご飯は水だけの調理ですが、パンは小麦粉にバター・卵などを
入れて焼き上げさらに食べるときもバターやジャムをつけます。
他の麺類も同様です。(水だけで茹であげるものもありますが。)

 
・・・だからもっとご飯(雑穀ごはん)を見直してほしい!と思うのですがこう洋食が
浸透していると、「昔の食事に戻しなさい!」なんて言うのもちょっと難しい気がします。

 

そこで、今日は雑穀を使ってみんな大好きなオムライスを作ってみました。
・・・玉子を使わずに。

 

 

 

【とろとろ雑穀オムライス】

 とろとろ卵のオムライス(セフティ)_R

 

≪材料 2人分≫

米・・・1合
ブレンド雑穀・・・大さじ2
鶏ささみ・・・1/2本
玉ねぎ・・・20g
にんじん・・・10g
いんげん・・・10g

  (A)

ケチャップ・・・大さじ2
塩・・・小さじ1/3
こしょう・・・少々
バター・・・10g

 
きび・あわ・ひえなど小粒雑穀・・・(合わせて)大さじ3
だし汁・・・1/2カップ
豆乳・・・1/2カップ
塩・こしょう・・・少々

 

≪作り方≫

 (1)米とブレンド雑穀は洗って1合の目盛りにあわせて、30分以上浸水させる。

(2)鶏ささみ、玉ねぎはさいの目切りに、にんじんは1cm角のスライスに、いんげんも
  1cmの長さに切る。

(3)(A)を(1)に混ぜる。いんげん以外の材料を上にのせて、通常通り炊飯する。

(4)いんげんは塩を入れたお湯でさっと茹で、ごはんが炊けたらバターと一緒に
  混ぜる。

(5)雑穀とだし汁を10分程度つけておく。蓋をして、弱火で5~8分程度加熱する。
  途中、水分が足りなくなったら水を足す。

(6)豆乳と塩・こしょうを加えて好みのとろみがつくまで煮詰める。皿に盛り付けた
  チキンライスにかける。

(お好みで、ケチャップを!)

 

 

以前も紹介した「きび」という雑穀は黄色で玉子に似たコクのある雑穀です。
今回「あわ」や「ひえ」も入れましたが、「きび」だけでもOK。

 「あわ」も「白あわ」と「黄あわ」があり、「黄あわ」の方が見た目にたまごっぽい
 かもしれません。
(今年、お正月に「粟餅」をいただきましたが、黄色いお餅でした!)

 

バターをたっぷり入れてとろとろに仕上げた玉子のオムライスも良いけれど
ヘルシーに仕上げたこのオムライスなら、罪悪感ナシにたっぷりいただけます!