みなさんは、日本人の主食である「米」、毎日どのようなごはんを食べていますか?
真っ白のほかほかごはんも美味しいですが、わたしはお米に雑穀を混ぜて炊くことをお勧めしています。

玄米の状態から外皮や胚芽をそぎ落とした白米は、大切な栄養まで落としてしまっています。
そこに雑穀を加えて炊くだけで栄養満点のごはんに変わるのです。

雑穀は種類によっても異なりますが、ビタミンやミネラル、また抗酸化性に優れたポリフェノールを含んでいます。
光老化(紫外線などによる皮膚の老化)の防止や腸内環境の改善にも良いとされ、皮膚の老化防止や身体の中からきれいになれるのも雑穀の持つ魅力です。

土壌や気候条件が不良な土地にもよく生息する、生命力が強い「雑穀」のその小さな粒には健康や美容に効果的な秘められたパワーがたくさん詰まっています。
「雑穀」と言っても様々な種類があり、それぞれ違った特徴があります。
今の自分の「体質」「体調」に合わせてセレクトできるのも魅力のひとつ。
五穀米や十六穀米などブレンドされているものも多数販売されていますが、それぞれの雑穀の特徴や効果などを知り、「今の自分」に合った雑穀を選んでみませんか?
これから、その雑穀について紹介していきたいと思います。

第1回目でご紹介するのは誰もが食べた事があるであろう、【大麦】です。

大麦_R

「こんなの食べたことないわ」と思っていらっしゃいますか??
でも、麦とろごはんに入っている「押麦」・・・これは大麦の加工品です。

収穫された大麦を食べやすくするために加工することを「精麦(せいばく)」といいますが、精麦製品は「押麦」の他に、米粒の形状をした「米粒麦(べいりゅうばく)」、米粒麦にビタミンB1を強化した「ビタバレー」などがあります。
押麦は外皮を剥いて、蒸気で加熱し、ローラーで平らにしたもの。
米粒麦は真ん中のスジに沿って二つに切り、さらに磨いたもので、形や比重がお米とほぼ同じに加工されています。
雑穀が苦手な方や初心者の方にオススメです。

ブレンド雑穀以外、単品での雑穀の販売はまだ少ないですが、これらの精麦製品はスーパーのお米売り場にあるのでチェックしてみてください。
他の雑穀と比較して安価なのも魅力的!!

大麦の栄養価の特徴は食物繊維をたくさん含んでいること!
白米の約20倍、玄米と比べても3倍を超える食物繊維が、水溶性の食物繊維と不溶性の食物繊維をバランスよく含んでいます。
食物繊維と言うと便秘解消効果がイメージされますが、水溶性の食物繊維にはコレステロールの消化吸収を防ぐ効果があると言われています。
メタボの方にもオススメ!

また新陳代謝を促すビタミンB群や血圧降下やむくみ防止効果のあるカリウム、日本人に不足しがちなカルシウムも含みます。

こんなに大麦の魅力を知ったら、食べたくなりますよね!
大麦に限らず、雑穀をごはんの炊き方ですが・・・

米(白米、胚芽米、玄米など)1合に対して大さじ1~3杯の雑穀を加えます。
水加減は通常の米の水加減に、足した雑穀と同量の水を加えればOK。

雑穀の種類、またお米も雑穀も季節により水加減が若干異なりますし、お好みの固さもあると思うので調整してください。

雑穀の量は大さじ1~3と幅を持たせてありますが
雑穀が苦手、初心者の方は大さじ1程度。
最近食べ過ぎた、ちょっと便秘気味・・・など早めに体質改善したい方はたっぷり大さじ3。
「こうしなければいけない」といった決まりはありませんので、自分が美味しく食べられる配合を見つけてください。

そんな大麦を使って今日はこれからの季節にぴったりの炊き込みごはんを作りました。

【牡蠣と昆布の炊き込みごはん(大麦)】

牡蠣と昆布の炊き込みごはん(大麦)セフティ

≪材料 1合分≫
米(白米、胚芽米、玄米など)・・・1合
大麦・・・大さじ2
牡蠣・・・6粒
昆布・・・1枚(5㎝角)
酒・・・大さじ1
塩・・・小さじ1/3

みつ葉・・・お好みで

≪作り方≫
①米と大麦は洗い、30分以上浸水させておく。
②昆布はキッチンはさみで小さめに切る。
 みつ葉は1㎝の長さに切る。
③①に1合の目盛まで水を加え、昆布と酒、塩を混ぜる。
 お米の上に牡蠣をのせて普通に炊く。
④炊きあがり、10分程蒸らし、みつ葉を混ぜる。

大麦ごはんだけだと不足しがちな鉄分亜鉛を牡蠣で補った栄養満点ごはんです。
これから、ごはんだけではなくひとつの「食材」として雑穀を利用したレシピも紹介していきたいと思っていますので楽しみにしていてくださいね!!