明けましておめでとうございます。
今年も多くの方々に、野菜果物が持っている魅力、パワーをお伝えし、皆さんが昨年よりも、もっと健康に美しくなる素敵な野菜・果物の情報を発信したいと思います。
今年もどうぞよろしく願い致します。

さて、新しい年を迎え、本格的な寒さと共にやってきたのが“乾燥”。
冬になると、肌がカサカサしたり、かゆみが生じたり…と言う症状を誰もが1度は経験したことがあることと思います。

肌の乾燥を招く原因はさまざまありますが、冬場の乾燥の主な原因となっているのは、下記の5点と考えられます。

①     湿度の低下;
乾燥した空気のせいで、肌の水分は次々と蒸発し、皮膚の表面がカサカサになり、抵抗力も低下してしまう。

②     気温の低下;
気温が低下するため、皮脂と汗の分泌が急速に少なくなる。
また、気温が下がると、体温を奪われないようにするために、皮膚表面の毛細血管がキュッと引き締まり、肌の新陳代謝(ターンオーバー)が正常に機能しなくなる。
そのため、本来剥がれ落ちていくべき古い角質が肌の表面に付着したままになり、カサカサ肌になる。
肌に透明感を失うことも。

③     エアコンの使用;
乾燥した空気を、更に乾燥させる。

④     ストレス;
睡眠不足・疲労・ストレス等は、血液の循環が悪くなり、乾燥や肌荒れを招く。

⑤     食事バランス;
偏った食生活は、皮膚に十分な栄養が届かず、肌に潤いがなくなる。

冬場の乾燥肌をケアするには、加湿器の使用や保湿用化粧品などのアウターケアと、体の中からのケア=食事からのインナーケアの双方でアプローチをしていきたいものです。

では、お食事ではどのようなことに気をつければいいのでしょうか。

*ビタミンA:
皮膚や粘膜を丈夫にするために必要不可欠です。肌を丈夫にして潤いを保ってくれます。
<多く含まれる食品:緑黄色野菜(ほうれん草・カボチャ・人参‥等)、うなぎ、豚レバー、卵黄‥等>

*ビタミンE:
末梢血管を広げ、血行を良くします。
<多く含まれる食品:カボチャ、モロヘイヤ、アボカド、大豆、ごま、アーモンド‥等>

*ヒアルロン酸:
強い保水力があり、1gで6ℓもの水を保つことが出来ます。
<多く含まれる食品:山芋、オクラ、納豆‥等>

*セラミド:
角質層にある細胞の間を埋める細胞間脂質のことで、水分の蒸発を防いでくれます。
<多く含まれる食品:生芋こんにゃく、きび、ほうれん草‥等>

注意)
これだけを摂れば、肌の乾燥が予防できるのではなく、基本はバランスの良い食事です。
主食+主菜(たんぱく質が多く食品がメインのおかず)+副菜(野菜中心のおかず)を心掛けましょう。

例えば、

・セラミドが含まれている「生芋こんにゃく」を使ったこんにゃくで、味噌田楽(味噌にはビタミンEが豊富なゴマを加えてみましょう)。

・ビタミンA(カロテン)が豊富な人参たっぷりの豚汁に、こんにゃくを加える(ここにもビタミンE豊富なゴマを入れて。ネギには体を温める作用があり、冷え性・乾燥肌、共に予防しましょう)。

・ヒアルロン酸が含まれるネバネバ食品、オクラ・山芋・めかぶの和え物を箸やすめに(体が冷えないように、生姜の千切りも加えましょう)。

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ちょっとした一工夫で、乾燥肌予防へと導くおかずになります。
では、野菜のパワーを拝借し、乾燥肌対策レシピをご紹介します。

【山芋のとろ~りグラタン】

<材料>2人前
(A)山芋:200g・卵:1個・豆乳:50ml・マヨネーズ:大さじ2
カボチャ:150g、トマト:1個、玉ねぎ:1/2個、豚小間:40g、オリーブ油:小さじ2、塩:小さじ1/2、とろけるチーズ:20g、乾燥パセリ:少々

<作り方>
①   山芋はすりおろし(A)の材料をよく混ぜ合わせておく。
②   カボチャは1cm角に切り、レンジで約3分加熱。玉ねぎ・トマトも1cm角に切る。
③   フライパンに油を熱し、豚小間と②の材料を炒め、塩で味を整え、グラタン皿に盛る。
④   ③の上から①をかけ、その上にチーズをのせて、トースターで4~5分焼く。
⑤   お好みで乾燥パセリをかける。

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具は他の緑黄色野菜に変えてもOKです!
エアコンの過剰な使用も空気をより乾燥させてしまいます。冷え性に効果的な食材で、冷え性を予防しエアコンの使用を減らすことで、乾燥肌予防にもつながります。

寒くて乾燥している冬でも、体の中から美しく。出来ることから始めてみましょう!