日々、「雑穀いいよ」「炭水化物って太るって思われているけどごはんもっと食べても太らないよ」と言っている、わたくし・柴田ですがなぜそんなに雑穀ごはんを薦めているかというと私自身が雑穀を中心とした米食に変えただけで体質が改善したからなのです。

 管理栄養士=健康

と思われがちですが、20歳で短大を卒業し「栄養士」として知識を持ち働くようになってからも、幼いころから悩まされていた「便秘」 が治らなかったのです。

ボトムスのサイズはS、M、Lサイズ全て持っていました。
・・・
なぜ?お腹が張って入らないからです。Lサイズも入らず、ボタンをはずしてベルトで隠すような時もありました。

 ありとあらゆる本を読み、プルーン、センナ、サイリウム、植物性乳酸菌飲料
・・・いろいろな商品を試しました。
もちろん、食物繊維を!と野菜もたくさん食べていたし「バランスの良い食事」は心がけていた「つもり」でした。

 そんな時に出会ったのが「雑穀」。雑穀ごはんを中心とした食生活に切り替えただけで27年間悩み続けた便秘が3日で解消しお腹まわりはすっきりと、体重も減少してお肌の調子も良くなりました。

 周りの人にも勧めると、みなさんわたしのような改善以外にも
「メタボなお腹がすっきりした(ベルトの穴2個分も!)」「冷え症が改善した」
「爪が割れにくくなった」

などと言う声を聞くようになったのです。
雑穀って、日本のもともとある米食文化って、素晴らしい!!

 それがきっかけで、雑穀が好きで好きで、好きになり過ぎて雑穀がどういうやって作られるのか、どんな実をつけるのか作るのがどんなに大変なのか・・・それが気になって、今年は雑穀畑に行ってきました!

前回ご紹介したアマランサスやきび、あわ・・・たくさんの雑穀を見てきてのですが
全てここでは紹介できないので、今回はこの雑穀を紹介したいと思います。

 これ、以前も紹介した雑穀なのですがなんだか分かりますか??

 

 11回

 

ヒントは、これは「お茶」にして飲むこともあり、「いぼ取り」にも効果があるとか・・・



答えは、
「はと麦」です! 

このはと麦の実を焙煎して粉状にしたものを煎じたお茶がはと麦茶。実際にはと麦茶を作っている工場も見学させていただきました。工場の近くに行くと、ぷぅーんと香ばしい香りが!真っ白なはと麦の実ですが、脱穀せずに、焙煎してコーヒー豆のような茶色に。

 昔ながらの機械で、扇風機をまわしながら乾燥させたり手作業で包装したり・・・
ひとつ、ひとつ丁寧に作業していらっしゃったのです。

 そして休憩の時間には裏の畑で採れた新鮮野菜のお漬物の差し入れ!
一生懸命作業をされていたお母さんの愛情もいただいちゃいました。

 早速、道の駅で販売されていたはと麦茶を購入し、このコラムもお茶をいただきながら、はと麦畑のことを、生産者の方を思い出しながら書かせていただいております。

 
さて、今日はそのはと麦ともっちり美味しい「あわ」を使った炊き込みごはんのレシピのご紹介です。これからの冬の季節に美味しい「里芋」といっしょに。

 

【里芋と桜えびのごはん(はと麦・あわ)】

 

 11回 (2)_R

≪材料 1合分≫

米・・・1合
はと麦・・・大さじ1
あわ・・・大さじ1
(はと麦やあわが手に入らない場合はブレンドしてある雑穀で代用してもOK)
里芋・・・小2個 or 大1個(60g)
干し桜えび・・・大さじ1(3g)
こんぶ・・・5㎝角1枚
薄口しょうゆ・・・小さじ1
塩・・・少々

 
≪作り方≫

(1)米はさっと洗っていつも通りの水加減にする。そこに大麦・きびを入れて水大さじ1杯追加し、30分以上浸水させる。

(2)里芋をさいの目切りにする。桜えびは炒る。昆布はキッチンはさみで細かく刻む。

(3)(1)に材料全てを入れて通常通り炊く。

 
そして、もう1品。奥にあるのは「こづゆ」です。
こづゆは雑穀畑を見にいった福島の郷土料理。ホタテの貝柱のだし汁がベースのおつゆ。

ほぐした貝柱に豆麩、人参・里芋・椎茸・しらたき・銀杏など7種類の具材を入れるようですが、きくらげやいんげんなど具材は地方によっても異なるそうです。
全て一口大に刻み、貝柱のだし汁に日本酒、醤油で薄味に味を調えます。

 具だくさんのおつゆは「汁」というより「煮物」!お野菜たっぷりでカラダの中から元気になれそうです。

 さて、次回は以前「小粒雑穀」でも少し登場した、この炊き込みごはんにも入っている「あわ」を詳しくご紹介していきたいと思います。