夏本番!じりじりと照りつける陽射しも本格的になりましたが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?夏に旬を迎える野菜果物は、こんな時にも、私たちの強い味方になってくれます。

人は体温が36~37度の時が一番スムーズに活動できると言われています。火照った体は、この体温に保つため、汗をかくことで体温調整をするわけですが、夏が旬の野菜果物には、火照った体を冷ます効果があります。

 最近になって「なんとなくだるい」「食欲がない」などと言った夏バテの症状はありませんか?

夏バテの原因として考えられるのは・・・

・汗をたくさんかく事で、体内の水分が不足する上に、汗と一緒に失われるミネラルも
不足してしまうケース

・暑さで胃の消化機能が低下し、体に必要な栄養素の吸収が悪くなり、食欲不振を起こす。
また、冷たい飲み物ばかりを飲み、胃腸が冷え、胃の働きが低下して食欲がなくなるケース

・冷房のきいた室内から暑い屋外に出ることで、体温を調節している自律神経が気温の変化に対応しきれなくなるケース

…等が挙げられますが、いずれの原因も暑さからくるもの。

火照った体を冷ますのに、夏が旬の野菜果物をいただいて、体の中からクールダウンすると同時に、水分・ビタミン・ミネラルを補給しましょう。

 【夏が旬の主な野菜】
きゅうり・オクラ・トマト・とうもろこし・かぼちゃ・ナス・ピーマン・そら豆・枝豆・モロヘイヤ・ズッキーニ等

【夏が旬の主な果物】
スイカ・メロン・ブルーベリー・ぶどう・桃・グレープフルーツ等

 【パイナップルでクールダウン】
日本で販売されているパイナップルの多くが輸入物で、8割がフィリピン産。通年、手に入るパイナップルですが、国産物を頂くなら今!5~8月に主に沖縄産が出回ります。
その他、鹿児島、東京(小笠原村)、高知でも栽培されています。

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(写真はパイナップルリリー、パイナップルに容姿が似ているユリ科の観賞用の
植物です)

 

【美味しいパイナップルの見分け方】
全体的に丸みがあり、下部がどっしりと太っているもの。ずっしりとした重みがあって、
香りが良く、葉の色が濃いもの。

パイナップルは樹上でしか追熟せず、収穫すると熟しません。つまり、売っている時が食べ頃ですので、買ったらすぐに食べましょう。特に、国産物は樹上で完熟してから収穫するので、その甘みは輸入物を上回ると言われています。国産物を頂くなら今がチャンスです!

 【保存方法】
お尻に甘みが溜まるので、葉の部分を下にして逆さまの状態で保存するか、寝かせて保存すると、甘みが全体に行き渡ると言われています。
新聞紙などに包んで冷蔵庫で保存すると2~3日は持ちます。

また、冷凍保存も出来るので、食べやすい大きさに切って冷凍するのもお勧めです。

 

【パイナップルのパワー】

糖質を多く含み、酸味のもとでもあるクエン酸リンゴ酸も含むので、疲労回復が期待できるほか、クエン酸の働きで、胃酸の分泌を促して消化を助けてくれます。ビタミンCビタミンB1、カリウム、食物繊維も豊富。

果汁には、たんぱく質を分解する酵素「ブロメライン」が含まれているので、肉や魚料理等の後に食べると消化を助けてくれます。加熱するとその効果は失われます。

たんぱく質の一種であるゼラチンも分解するため、ゼラチンでゼリーを作る時は、加熱してから作りましょう。

未熟果にはシュウ酸カルシウムが含まれており、食べ過ぎると舌がヒリヒリしたり、口内が荒れてしまいます。

 パイナップルは、ジュースにするのもお勧めです。単体で飲みにくい食材も、パイナップルが入ると飲みやすくなり、どの食材にも馴染みやすいです。

凍らしたパイナップルでジュースを作ると、スムージーのように、ひんやり美味しく頂けます。

 

 

【パインキャロットジュース】

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<材料>2杯分

パイナップル                150g
にんじん                   40g
キウイフルーツ                  1個
プレーンヨーグルト           大さじ3
水                                       50ml

<作り方>

大きめの一口大に切り、全ての材料をミキサーにかける

 

(注)パイナップルの酵素の作用で、時間が経つとヨーグルトの苦みが出てしまいます。作ったらすぐに飲みましょう。

 

パイナップルとキウイフルーツのビタミンCと、人参のβカロテンとの相乗効果で、抗酸化作用も高まります。カリウムもたっぷり。

汗をかいたら、夏の野菜果物でビューティーチャージ&体の中からクールダウン。
暑い夏も元気に美しく乗り越えましょう☆