【第6回】ハーブコーディアル

いよいよ9月。そろそろ夏の疲れが出る頃になりました。
みなさん、夏太りしましたか?それとも夏ヤセしましたか?

私はこの夏、体重が3kgほど落ちまして・・・(あ、自慢ではございません)特にダイエットしていたわけではないのですが、暑さに負けずにスポーツで汗をかいたら、短期間の減量なので、脂肪が燃えたというよりも、体にたまっていた余分な水分が出て行ってくれたようです。つまり、水太りしていたって訳ですね(笑)

また、必要以上に水分を摂らなかったことも原因しているのかもしれません。夏場はもちろん水分補給は大切ですが、あまりにも水分を摂り過ぎると、クーラーなどの冷房で体が冷やされて代謝が悪くなるのもプラスされて、水毒と言う『むくみ』を引き起こす原因にもなるので、注意が必要です。

さて、このむくみや夏のだるさを取ってくれる、ステキなハーブティーにこの夏出会いました。その名は・・スカボロフェア・ティーというブレンドティーです。レモングラスがベースで、他にはジュニパーベリー、カモマイル、ペパーミント、セージ、ローズマリー、パセリ、タイムが含まれています。すっきりした飲み口で、体の中をキレイにしてくれます。
夏バテ気味の方にもおすすめです。
茶葉:ティースプーン1杯、抽出:3分。

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【レモングラス】

◆学名:Cymbopogon citratus ◆科名:イネ科 
◆ティーに使う部分:地上部
◆主要成分:精油 
◆効能:殺菌作用、健胃、消化促進作用
◆禁忌:妊娠中の人

また夏の間には、水分や不要な老廃物が溜まっている方も多いと思いますが、紫外線を浴びてシミ(メラニン色素)がたくさん増えた方もいらっしゃることと思います。

どんなにサンスクリーンでケアしても、非情にも紫外線は肌の奥深くに入って来ます。
秋に向けて、美白&美肌を取り戻すために、ぜひ摂っていただきたいハーブが、ローズヒップです。でもこれは、非常に甘酸っぱくて飲みにくいという方も多いのですが、最近ハーブ通の間でも人気が出てきているハーブコーディアルだと非常に飲みやすくなっています。肌の回復のためには、ローズヒップのハーブコーディアルがおススメです。

【ハーブコーディアルとは?】

『一口飲んだら違いが分かる』と言われているハーブコーディアルは、英国生まれのハーブドリンク。もともとはハーブをアルコールにつけた飲み物でしたが、現在では、ハーブの花や実を砂糖で煮詰めて作る、ハーブ砂糖水のことを呼んでいます。ドリンクとしてだけではなく、ドレッシングやソースとして料理の隠し味などにもアレンジできます。そのまま飲む場合は、7〜8倍希釈して飲むと美味しいです。私はよく、ヨーグルトに原液をかけていただいています。

美肌回復におすすめの1本は、このローズヒップコーディアル。
ちなみに20mlあたり、60.4kcal、タンパク質0.02g、脂質0g、炭水化物15.1g、ナトリウム0.64mg

コーディアル

【ローズヒップ】

◆学名:Rosa canina 
◆科名:バラ科 
◆ティーに使う部分:果実
◆主要成分:ビタミンC、ペクチン、果実酸、カロチノイド(リコピン・βカロチン)、フ 
        ラボノイド。
◆効能:シミ予防、コラーゲン生成、風邪や貧血の予防、目の疲れの緩和、利尿作用、便秘緩和、ビタミンC(レモンの10〜20倍)補給など。最近では、種に内蔵脂肪を減らすポリフェノール成分(ティリロサイド)が含まれているということもわかり、ダイエットにも用いられてきています。

【第5回】アイスティー

梅雨もあけて・・夏真っ盛り。紫外線が気にならないわけでもありませんが、せっかくのこの暑いシーズン、めいっぱいエンジョイしましょう!

お茶はホットで飲む方が健康にいいと言われていますが、やはり暑い夏はアイスが一番。

今回はムツカしいお話は抜きにして、アイスティーについてご紹介したいと思います。

 

【アイスティーの始まり】

 1904年夏、アメリカのミズーリ州で開かれた博覧会のインド茶展示館にて、あまりの暑さで、誰もホットインディアンティーを飲んでくれず、たまりかねたイギリス人館長のリチャード・プレチンデンが、氷を砕いてグラスに入れ紅茶を注いで提供したところ、さっぱりしたのどごしが人々に受けて、大人気!これがアイスティーの始まりだそうです。

 【アイスティーの入れ方】

 ◆ 用意するもの
紅茶葉、ポット2つ、茶こし、ティースプーン、砂時計、アイス ティーグラス、氷、
グラニュー糖またはシュガーシロップ

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  1. 温めたポットに茶葉を入れる。茶葉の量はストレートティーを基準にグラスの
  大きさに合わせます。この場合は、倍の量なので茶葉もスプーン2杯。

2. 沸騰している湯を手早く注ぐ。湯の量はホットの時の半量。1杯分だけ注ぎます。

3. ふたをして蒸らします。蒸らし時間は茶葉にもよりますが、2分程度。

4. 茶こしを使って、もう一つのポットに注ぎます。甘味をつける場合には、
  このポットにグラニュー糖を入れておき、よく溶かします。

 5. アイスティー用のグラスに砕いた氷をたっぷり入れて、2倍の濃さのホットティーを
    注 ぎ、急激に冷やします。

 いろいろな入れ方がありますが、オン・ザ・ロックス方式で入れるのが一番!

2倍の濃さ(湯の量を半分に)のホットティーを作り、急激に冷やす(味や香りが逃げるのを防ぐため)の2点が重要ポイントでしょう。

 

☆甘味をつける場合☆

好のみにもよりますが、ストレートで飲む時の1.5~2倍くらい。人間の味覚は冷たいと鈍感になるので、やや甘めがよろしいようです。

☆アイスティーに向く茶葉☆

アールグレイがよく使われますが、これはタンニンが少なくて濁りにくいためです。
セイロンブレンドや、ケニアCTC茶も適しています。

 

【サンティー】

 自宅で簡単にできるサンティーです。
昼間の太陽光線で紅茶を煮出して作ります。このサンティーには多くのポリフェノールが含まれており、高い健康効果(抗酸化作用)があります。

 

◆ 用意するもの◆
市販のティーパックを4つ、水1L

 1. 適当な透明の容器に水を入れます。

2. 容器に、ティーパックを入れます。(ティーパックが水に半分くらいは浸かるように)

3. 直射日光に3〜4時間当てます。

4. あとは、冷蔵庫で冷やします。(ティーパックを取り出しておく)

リプトン

【第4回】デトックス効果のあるお茶

7月・・

まさに梅雨のシーズン真っ盛りです。

『空気が重い。体がだるい。』など不快に感じる方も多いと思います。
比較的空気がカラッとしているヨーロッパなどから来た人は、まずこの日本の湿度の高さにびっくりするそうです。

じっとしているだけでも、体が汗ばんで来ますものね。

人間の体には、恒常性(ホメオスタシス)という性質があり、外気温が上昇しても体温などを一定に保つ機能が備わっています。
5月くらいから気温が上昇して来て、6月には少し体が気温上昇に慣れて来たところで、7月には梅雨がやって来ます。

雨で気温が下がったり、冷房で外気温との差に、体が急激な温度変化に体温の調節がうまく行かなくなり、自律神経も乱れて気分の憂鬱さ、体のだるさや疲れ、風邪をひきやすい、頭痛や食欲不振といったことが起こるようです。

今回は、そんな梅雨のいや〜な気分を吹き飛ばしてくれる、最近飲んだおススメのお茶を2つご紹介したいと思います。

梅雨の時期は毒素がたまりやすいとも言われていますので、デトックス効果のあるこの2つはおススメです。

お好みに合わせて蜂蜜を少し加えてお召し上がるのもよいです。ホットでいただく方が、より効果があります。

 

【ローズティー】

ローズは、肌を若々しく保つ働きもあると言われており、クレオパトラもお風呂をローズの花で満たしていたと言われています。

赤いものは漢方では血液と関係があるといわていますので、血流をよくする、きれいにする働きもあるといわれています。

茶葉:ティースプーン1杯、抽出:3分。

 ◆学名:Rosa spp. ◆科名:バラ科 ◆ティーに使う部分:花

◆主要成分:タンニン、ペクチン、有機酸、脂肪酸、ニコチン酸アミド。他にはビタミ
 ンA、C、P

◆ 効能:ほのかなローズの香りが過敏な神経を柔らかくしずめてくれ安眠にも働きかけます。鎮静、強壮、強肝、強肺、解毒、殺菌、収れん作用など。
他には、胃腸の疲れや風邪、便秘、下痢、むくみなどにも効果があります。

 ローズティー

*バラの花びらが入ったクッキー、バラフレーバーのアイス、ローズティー

 

【月下美人】

その名の通り、6〜8月の満月の前後に月の下で上品に優雅に花を咲かせます。
昭和天皇が皇太子時代の1923年に台湾を訪れたときに、「この花の名は?」と質問した時に、隣にいた田(でん)台湾総督が「月下の美人です」と答えたことからこの名前が定着したそうです。

香りは、ジャスミンより甘いフルーティーな香りとウォッカのようなすっきりとした味わい。

たった一晩だけ華麗な大輪の花を数時間で咲かせるので非常にエネルギーに満ちた花とも言われ、1年間精一杯生きて来て人の目につかない夜中にあんなにも大輪の美しい花を咲かせて、たくさんの虫を集めるために甘い香りを放つそうです。

なんだかロマンティックな花ですね。

花言葉は「はかない美、儚い恋、繊細、快楽、艶やかな美人」「ただ一度だけ会いたくて」などがあります。

茶葉:花のつぼみ1つ、抽出:5分。

 

◆学名:Epiphyllum oxypetalum ◆科名:サボテン科・多肉植物 

◆ティーに使う部分:開花時の地上部

◆主要成分:バラや柑橘類の花などと同じ香り成分

◆効能:保湿、花粉症、咳、風邪,膀胱炎、便秘、口内炎

 シフォンケーキと月下美人の水中花のハーブティー

*写真は、シフォンケーキと月下美人の水中花のハーブティー

【第3回】中国茶

先日お仕事で行ってまいりました中国・上海。

今回は、中国美容と医食同源の薬膳料理、中国茶をたっぷりと堪能してまいりました。

今回は特別に、その中国茶のことについて書いてみたいと思います。

中国は大気汚染、水質汚染、農薬汚染、廃液油と色々と環境問題もございますが、その他に最近は、生活スタイルの変化から生活習慣病が急増してきています。

2010年頃には、中国での高血圧患者は1億6000万人~2億人、脂肪肝患者は1億3000万人、糖尿病患者は5000万~7000万人にのぼると言われています。

食生活や喫煙、体力の減衰、肥満など生活スタイルの変化が原因と言われています。

中国では近年、脂肪肝患者の増加も深刻で、心臓病や中風、糖尿病など生活スタイルの変化が原因と見られる疾病により、中国では2006~2025年に5000億ドルもの損失が生まれると予測されているとのことです。

 

さて、そんな中国の人々の食生活に欠かすことができないのが、中国茶

中国茶の歴史は紀元前2700年頃、中国の雲南省・四川省・貴州省周辺に生えていたのが始まりと言われています。中国茶は基本、血液の循環をよくし体を温め、脂肪の燃焼を促します。アイスよりもホットで飲む方が、効果があります。

 

■ 中国茶の分類・・六大茶+花茶の7種類。

 ・ 緑茶(不発酵茶)  

中国の緑茶では釜煎りするのが主流で生産量はNo1です。コクのある味わいが特徴です。

龍井(ロンジン)茶 太平猴魁 黄山毛峰 白毛猴

 ・ 青茶(半発酵茶)

香りや薬効成分が強く、疲労時や落ち込んだ気分の時にもおすすめです。

 武夷岩茶 安渓鉄観音 安渓毛蟹 白芽奇蘭  鳳凰単叢黄枝香 阿里山高山茶  文山包種 凍頂烏龍(ウーロン)茶

 ・ 白茶(微後発酵茶)

歴史も古く、歴代の皇帝たちが好んで飲んだと言われている、贅沢を象徴する中国茶のひとつです。お祝の席など特別な場合に飲まれています。非常に高価なお茶です。

 銀針白毫 白牡丹 

 ・紅茶(完全発酵茶)

 紅茶といえばインドやスリランカと思いがちですが、元々は中国で作られたものです。

 祁門 九曲紅梅 英徳金毫 雲南金芽 正山小種 

 ・黒茶(後発酵茶)

 ダイエットに最適と言われています。作用は強いので空腹状態で飲むのは禁物です。少
 しカビ臭い独特な香りがします。

 プーアール茶

 ・黄茶(弱後発酵茶)

 生産量の非常に少ない貴重なお茶で、白茶より古い歴史をもっています。

 君山銀針 霍山黄芽

 ・花茶

 緑茶や紅茶、烏龍茶をベースに花の香り付けをしたものです。
 茉莉花(ジャスミン)茶  白龍珠

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■ 中国茶を美味しくいれるコツ

1. 水・・日本茶と同じく汲み置きした水道水でよい。軟水の方がベスト。

2. 量・・基本的に3gの茶葉に、100ccのお湯で入れます。

3. 温度・・熱湯がベスト。高級茶の龍井(ロンジン)茶は70℃とぬるめのお湯で入れます。

4. 時間・・蒸らすのは2〜3分。中国茶は何度も同じ茶葉で何煎も飲むので、その都度蒸らす時間を長くします。

5. 一煎目は、農薬を除去するためか、飲まずに捨てます。(笑)

 

■色んな症状に・・

 ・美肌のために

青茶の東方美人。別名「オリエンタル・ビューティー」。

ポリフェノールが多く含まれるお茶なので、抗酸化作用と便秘解消に効果があると言われています。他にもビタミンCを豊富に含む白牡丹がおすすめです。

 ・イライラの解消に

花茶や紅茶の芳醇な香りがイラついた神経をゆっくりとなだめてくれます。ジャスミンの香り高い茉莉花茶やライチの甘い香りのする茘枝紅茶、蘭の香りのする祁門紅茶などがおすすめです。

 ・眠い時は

緑茶には覚醒作用のあるカフェインが多く含まれています。黄山毛峰西湖龍井などがおすすめです。ほどよい苦味が刺激になり、カフェインには利尿作用もあるので、腎機能の活性化を促し、新陳代謝が良くなるという効果もあるようです。

 ・冷え症に

発酵の進んだお茶は体を温める作用があると言われています。鉄観音プーアール茶正山小種などがおすすめです。

 

それでは今回、上海で訪れた素敵な中国茶専門店をご紹介いたします。

ここは唯一、中国茶葉流通協会が認めた国家専業茶葉卸売市場で、敷地面積も8000平方メートルの大きさで、世界最大級の規模だそうです。中国各地の16の主要な茶葉産地の茶葉の他に、中国茶に関する骨董品、茶具など中国茶に関するものなら何でも揃っています。全てテイスティングもさせてもらえるし、50gからの購入も可能です。

しつこい売り込みもなく、ゆったりとお茶を堪能できます。
機会がございましたら是非言ってみてくださいね☆

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 【天山茶城】

上海市中山西路520号(地下鉄3号線延安西路駅下車徒歩10分)

【第2回】気分の落ち込みに効果のあるハーブティー

5月は楽しいゴールデンウィーク(GW)がありますね。

そもそもGWとは、春先の環境の変化・・引っ越し、転職、移動などからくるストレスを軽減するためのお休みということで作られたそうです。

新しい仲間とともに心機一転、張り切る気持ちはとても大切ですが、GWを過ぎた頃から知らず知らずのうちに体はストレスを覚えてイライラを募らせやすくなっています。
いわゆるこの心身の息切れ症状が五月病です。

 では、ストレスのお話を少し。

ストレスを生じさせる刺激は“ストレッサー”と呼ばれます。
暑さ、寒さ、病気、排気ガスなどのような物理的なもの、空腹、不眠、過労などのような生理的なもの、不安、苦痛、恐怖、緊張などの精神的なものがあります。

でも、私たちの体は、ストレスと上手につき合うために、自律神経系や内分泌ホルモンが体内環境を良好な状態に保つように生体を制御しています。
しかし、ストレスが強すぎて制御しきれなくなった時、高血圧、狭心症、胃潰瘍、肥満、チック、生理異常などの症状が出たりします。

このストレスに対抗するには、ビタミンCが必要です。

何故なら、ストレスを受けると、それに負けまいとして体からアドレナリンが分泌されます。アドレナリンとは副腎髄質から出されるホルモンの一種で、これが生成される時には大量のビタミンCが消費されます。

常にビタミンCを保つことは、健全なライフスタイルの基本です。
また、ストレスを回避しようとする体は、ビタミンCと同様にタンパク質マグネシウムも消費するので、フルーツや野菜に肉や魚を組み合わせ、効率よく取り込む工夫も必要です。

 

 【気分の落ち込みに効果があるハーブティー】

 
さて、落ちこんだ気分を晴れやかにしたい時。

私のおすすめは、セントジョンズワート&レモンバームです。

他にも、バレリアン、パッションフラワー、カモミール、オレンジピール、ルイボス、マテなどといったハーブも有効ですが、特に、セントジョンズワートに含まれるヒペリシンが、脳内のセロトニンの量を調整することで、うつ症状が和らぐのではないかと言われています。今回ご紹介するものは、セントジョンズワートとレモンバームのブレンドハーブティーです。
茶葉:ティースプーン各1/2杯づつ、抽出:3分。

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【セントジョンズワート】

夏至の日(聖ヨハネの日)に収穫すると最も治癒力が高く、古代ギリシャの時代から「悪魔を祓うハーブ」として親しまれ、また暗く落ち込んだ心を明るくするため『サンシャインサプリメント』『ハッピーハーブ』とも呼ばれています。

このセントジョンズワートはドイツで盛んに研究されています。

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◆学名:Hypericum perforatum 
◆科名:オトギリソウ科 
◆ティーに使う部分:開花時の地上部

◆主要成分:ジアンスロン酸(ヒペリシン、ソイドヒペリシン)フラボノイド配糖体(ヒペロシド、ルチンなど)ハイパーフォリン、タンニン、精油

◆ 効能:抗うつ、消炎、鎮痛、不眠症の緩和、更年期障害の緩和

◆ 禁忌:併用に注意が必要な医薬品は、インジナビル(抗HIV薬)ジゴキシン(強心薬)シクロスポリン(免疫抑制薬)テオフィリン(気管支拡張薬)ワルファリン(血液凝固防止薬)経口避妊薬。鬱病の薬を飲んでいる方、腎臓病の薬を飲んでいる方、妊娠中の方は飲用を避けてください。

 【レモンバーム】

レモンに似た優しい香りで、ヨーロッパでは『長寿のハーブ』としても有名で、別名メリッサ(ギリシャ語でミツバチの意)ともよばれはちみつとも合います。

脳の活性化や若返りにも有効とも言われています。lemon

◆学名:Melissa officinalis 
◆科名:シソ科 
◆ティーに使う部分:葉

◆主要成分:ロズマリン酸、シトラール、シトロネラール、リナロール

◆ 効能:鎮静・鎮痛作用・消化促進・解熱・解毒作用

◆ 禁忌:妊婦・授乳中の方は、ホルモンバランスの変調から子宮出血を引き起こす場合がありますので飲用しないでください。

【第1回】ハーブティと花粉症

はじめまして!
4月デビューの平田恵子と申します。

今回から、ハーブティーと紅茶について連載させていただきます。

日々、スロー&ラグジュアリーな暮らしをモットーとしている私にとって、
癒されるひと時はとっても大切。ハーブティーを飲みながら、
たまにはゆったりくつろいでみませんか?

さて、ハーブは、古代ギリシャローマ時代から人々に親しまれてきており、
紀元前1700年にはパピルスの文書にアロエなど700種のハーブが発見されていたようです。

そんなハーブを使った、自然の薬効成分を含み、爽やかな香りがリラックス効果を促すハーブティーですが、おいしく飲めて健康と美容にもいい。

このハーブティーを今後もどんどん紹介していきたいと思います。

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【入れ方】

① お湯を沸かし、ティーポットとティーカップはあらかじめ温めておきます。
② ティーポットにハーブを入れて(スプーン1杯/人)、沸騰したお湯(150~200ml)を注ぎます。
③ ポットカバーなどをかぶせて保温しながら約3〜5分待ち(蒸らし)ます。
④ ポットのふたを開けてスプーンで軽くかき混ぜてからカップに注ぎます。お好みで、はちみつなどで甘みをつけてもいいですね。

*茶葉の量、蒸らし時間はお好みでどうぞ!(茶葉の大きさによっても変わります)

【美味しく飲むコツ】

飲み慣れていない人には香りがきつく感じることもあります。

そんな場合はアイスで飲むか、もしくは、甘みを加えると美味しく飲めます。
なるべく精白砂糖を使わずに、はちみつやサトウキビ糖、メープルシロップなどの自然な甘みがおすすめです。
はちみつにはマイルドな殺菌作用と喉の痛みをやわらげる働きもあります。

【禁忌】

ハーブティーは、薬ではありませんので、病気を治すためではなく予防のため、あくまで症状をやわらげるためにご使用ください。

妊娠中にお茶として飲んではいけないものはウコン シナモン ドライジンジャー セージ レモングラス ローズマリーなどと言われていますが、持病や治療中の病気がある人、

子供さんは、ハーブティーを使用する前に、必ず医師に相談しましょう。

さて、4月。

この季節になると悩まされる鼻のむずむず。
この症状は、花粉→肥満細胞とくっついている抗体と花粉が反応→肥満細胞からヒスタミンが放出→ヒスタミンが神経や毛細血管を刺激→くしゃみ、鼻水、鼻づまり(花粉症の三大症状)で起こります。

【花粉症に効果があるハーブティー】

私のおすすめは、エキナセアです。
他にも、エルダーフラワー、ネトル、ペパーミントなどといったハーブも有効ですが、エキナセアには免疫力を高め、花粉症やインフルエンザや風邪などの感染症に効果があります。

ちなみにハーブは様々な草や木の葉や茎、花、根、実などを乾燥させた「ドライハーブ」で、これにお湯を注ぎ成分を抽出して飲むのがハーブティーです。

今回ご紹介するものは、エキナセアフルーツ(原産国ドイツ)というハーブティーです。

エキナセアをベースに、ハイビスカス、オレンジピール、リコリスルート、アップル、レモンピール、ブラックベリーリーフ、オレンジリーフ、ラズベリーがブレンドされたものです。

甘酸っぱいフルーティーないい香りです。

(茶葉:ティースプーン1杯、抽出:3分。)

【エキナセア】北アメリカ先住民、インディアンなどが風邪の予防やけがや蛇などにかまれた時などに使っていた、抗菌作用のある植物。

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◆学名:Echinacea angustifolia
◆科名:キク科
◆ティーに使う部分:根、地上部

◆主要成分:精油、配糖体、多糖類、ポリアセチレン、樹脂、ベタイン、イヌリン
◆効能:風邪、インフルエンザ、カンジタ尿道炎

エキナコサイドやイソブチルアミド等の免疫力を高める成分の他に、
免疫力を活性化させる水溶性多糖類を含みます。