【第16回】夏を元気に!「だだちゃ豆茶」

先月、研究会に参加するため、初めて山形県の庄内地方へ行ってまいりました。
酒田市と鶴岡市をまわってまいりました。米どころ庄内平野の中心に位置する
鶴岡特有の風土と気候は、様々な食材を生み出して来ました。名峰・月山から
流れる赤川の扇状地は砂壌土が多く、透水性が高いため枝豆の栽培にも好適
です。弁慶飯のおにぎり、とちもち、さくらんぼ、しとげなど、この土地でしか
いただけないものをたくさん食してまいりました。

 

今回は、その中でも時に変わった独特の香りと深みのある甘みがうれしいお茶、
鶴岡市の名産 『だだちゃ豆』をご紹介いたします。
「だだちゃ」とは、山形県庄内地方の方言で「おやじ」とか「お父さん」という意味
です。 「鶴岡だだちゃ豆生産者組織連絡協議」が認定した10品種の豆のみ
指していいます。品種は同じでも、他の地方で育てた枝豆は「だだちゃ豆」とは
呼ばれないのです。山形県鶴岡市のごく一部の地域で、短い一時期しか生産
されない貴重な枝豆です。新潟の茶豆とは先祖が同じとされている茶豆の
一種です。有名なところでは、「甘露」「尾浦」など。
夏の昼夜の大きな温度差がだだちゃ豆の成育には欠かせないといわれます。
そのため、鶴岡以外の土地では栽培が難しく、また栽培に手間がかかるため
生産量はわずかです。

【主な成分】
うまみ成分の遊離アミノ酸を多く含み、たんぱく質の成分バランスが優れています。
遊離アミノ酸の含有量は一般の枝豆の約3倍です。だだちゃ豆に含まれている
アミノ酸は肝機能を回復させる働きと、夏ばてを改善する効果がります。

<葉酸>
特に、造血ビタミンと呼ばれている葉酸がどんな食物よりも多く含まれています。
葉酸には、心筋梗塞や狭心症、大腸がんをはじめとする各種の癌、うつ病、
アルツハイマー病などを予防する効果が期待されています。

<メチオニン>
肝臓機能の強化の働きがありアルコールの分解を促進する働きがあります。


 <オルニチン>
肝臓機能の強化、細胞の新陳代謝が向上。成長ホルモンの分泌も促進される
ので、筋肉が作られやすくなります。

 その他に、ビタミンA、B1、B2、C、カルシウム、食物繊維も多く含み、高い
栄養価があります。
夏の疲れた身体に効果的な野菜なのです。

炊き込みご飯やサラダにしてもおいしくいただけます。本場の旬のおいしさと
栄養たっぷりな『だだちゃ豆』で、暑い夏も彩り涼やかに楽しみませんか。

 

【だだちゃ豆茶(まるごと)】

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特徴は、サヤの表面が茶色の毛で覆われいて、豆にくびれが深く入って
いること。また、普通の枝豆が一つのさやに3つ入りなのに対して、
だだちゃ豆は3つ入りが基本で豆がふっくらとしています。色形の見た目は
あまり良くありませんが、甘い香りと豆の歯触り・甘味は格別で一度食べたら
病みつきになります。

 

◆原産:庄内(山形県鶴岡市)の近くを流れる赤川の川原 
◆品種:白山(しらやま)だだちゃ豆 
ティーに使う部分:豆まるごと
◆旨味成分:アミノ酸 
◆効能:リラックス 精神安定 消化促進 整腸作用
◆旬:8月

*カップにスプーン1杯の豆を入れて、お湯を80cc注ぎ3分間ほど
 蒸していただきます。豆もそのまま食べられます。

写真 2

【第15回】 梅雨の時期は、ハーブの力でデトックス

あっという間に6月です。『もう今年の半分終わり』と思うか、『まだ半分もあるわ。』と
思うかは自分次第です(笑)

今年は平年よりずいぶん早く、梅雨に入りました。これから、日本全国じめじめと
湿度の高い日々が続きますが、ハーブティーで、どうか心穏やかにお過ごしください。
そして梅雨の時期は外気の湿度が高いため、体内の代謝が悪くなり発汗しにくく
なります。
そういう時こそ、ハーブの力を借りてデトックスしてくださいね。
では、今回は最近飲んで印象に残ったハーブを2種類ご紹介させていただきます。

 

【レッドクローバー(ムラサキツメクサ)】

レッドクローバー

レッドクローバーの3枚の葉。
中世イギリスではこの3枚の葉を神・キリスト・精霊の

三位一体と見立てていたそうです。
イソフラボンやアントシアニンを多く含み、イソフラボンは女性ホルモンに似ている
ため、バストアップ効果をはじめ生理不順を抑えたり、更年期障害の緩和が期待
できます。
大豆以上にたくさんのイソフラボンが含有されているので、女性に
とっては健康にも美容にも良い成分といえます。

花言葉は、素朴なかわいらしさ、汚れなき人。

 ◆学名:Trifolium pratense  

◆
科名:マメ科

◆ティーに使う部分:花穂
  ◆主要成分:フェノール配糖体、フラボノイド、クマリン、シアン配糖体、
       サリチル酸塩、フラボン頬、イソフラボン類 
  ◆効能:抗菌、抗炎症、緩下、催乳、鎮静、利尿作用 
  ◆禁忌:妊娠中や子供への使用は控える

 *ハイビスカスやカモミールなどとのブレンドがおススメです。
     もちろん単体でもあっさりいただけます。

 

【コーンフラワー(矢車ギク)】

コーンフラワー

ドイツの国花です。主にポプリ・化粧水・ティーなどに使われます。トウモロコシ畑に
よく咲いていることから命名されたそうです。

花言葉は、繊細なこころ。
効能:収れん、強壮、皮膚細胞活性化、抗生効果  
美容;傷んだ髪や肌荒れ、にきび肌に効果 月経を軽くします。
月経の1週間前から飲むと効果的です。切り傷や口内炎にもよく効きます。
アンチエイジングにも最適で、矢車菊のエキスは、化粧品やヘアローションなど
にも多く含まれています。

また、花の持つ弱い興奮作用がトニック剤になるとされ利用されています。
この他にも、ヨーロッパなどでは、疲れ目や眼の炎症を抑える洗眼液になる
とも言われています。歴史は古く、古代エジプトでは青い花が魔除けになると
信じられ、約3000年前のツタンカーメン王の墓からも発見されています。
今回はお手軽に、ティーバッグのものをいただきました。

 ◆学名:Centaurea cyanus 

 ◆科名:キク科

 ◆ティーに使う部分:花
 ◆主要成分:アントシアニン、アントシアニジン、クマリン誘導体、ステロール、
                         フラボノイド
 ◆効能:消化促進作用、結膜炎の抑制、リウマチの症状緩和、口内炎の抑制、
                 体内の粘膜を整える、肌あれ、にきび、あせもなどの肌のトラブル予防
 ◆禁忌:キク科アレルギーの方は注意

 

*コーンフラワーは味も香りもほとんどないハーブで、特に紅茶にブレンドして
使われる事が多いようです。今回いただいたのも紅茶、カモミール、ラベンダー
 とのブレンドでした。抽出時間は3〜5分と長めがよいです。

            

【第14回】女子力アップのハーブティー

先日名古屋へ行ってまいりました。名古屋の地へ降り立ったのは、まさに20年
ぶりくらい。いつも東京へ行く時などに素通りするくらいで下車することはほとんど
なかったのです。

名古屋の食と言えば、ひつまぶしにみそかつ、味噌煮込みうどん、きしめんなど。

私も今回、これら全てを満喫してまいりました。味噌料理はとてもコクがあり
栄養価も高くて美味しいのですが、ちょっと塩分量が気になりました(笑)

 

そんな名古屋で、ハーブで名高い有名なお店、2軒お邪魔してまいりました。
そこで出会ったステキなハーブをご紹介させていただきます。

 

◆ ローズレッドティー ◆

 ローズレッドティー

これは店長さんが、特別にブレンドして下さいました。このお店では、お客様の
目的や気分に合わせブレンドしてくださいます。
おしぼりにも、ハーブエッセンスが含まれてとってもいい香りがしました。この
お店では、世界各地の厳選された無農薬&自生のワイルドクラフトハーブを
使用されていました。
ワイルドクラフトハーブの特徴は、体内の活性酸素を除去する酸素SODを多く
含んでいることです。バラ好きの私には、本当に嬉しいハーブティーです。
今回は、女性ホルモンのバランスを整えてくれて気分が高揚して元気力アップと
いうハーブティーをオーダーしました。

ティーには、ローズレッド、イチゴ、ローズヒップ、ハイビスカス、ステビア、
ラズベリーリーフが含まれています。

今回は、このハーブティーの主成分である、ローズレッドについて説明いたします。

 

【ローズレッド】

アニスシードローズレッド

13世紀、第7次の十字軍が帰還した時に持ち帰ったと伝えられる古いバラです。
「アポテカリーローズ(薬屋のバラ)」とも呼ばれるなど、古くから薬用に使用されて
いたハーブでもあります。

 

◆学名:Rosa gallica officinalis 
◆科名:ばら科
◆属名:バラ属 
◆ティーに使う部分:花弁部
◆主要成分:ゲラン酸、シトネ−ル、ゲラニオール、タンニン、フェニルエタノール、
        ビタミンC
◆効能:浄化作用、強壮作用、強肝作用、解毒作用、二日酔い、神経疲労の解消、
     美肌作用、神経性の下痢、生理不順
不正出血、気管支炎、風邪、胃炎、
     更年期障害
◆禁忌:妊娠中

 

 

さて、もう1軒お目当てのお店でいただいたのは、まずハーブティーをいただく前に、
ハーブウォーターなるものもいただきました。ドミニコ修道会の僧侶たちが人々を
癒すために作り始めたという由来のもので、とても爽やかな香りで、鎮静効果が
高いらしく、ペパーミント、スペアミント、セイロンシナモン、コストマリーなどが
含まれており、頭痛や消化不良にも効果ありということでした。

 

そして、いただいたハーブティーは、

 ◆アニスシード&ローズレッドティー ◆
ここにも奇しくもローズレッドがブレンドされていましたので、もう一つブレンド
されていたアニスシードについて説明いたします。

 

【アニスシード】
古代エジプトの時代から、シリアやエジプトなどで栽培されてきました。お酒や
お菓子の香り付けや香辛料としても使われてきました。古代エジプトではミイラの
防腐剤にも利用されていました。現在では、歯磨き粉やマウスウオッシュの成分
としても知られています。

◆学名:Pimpinella anisum 
◆科名:セリ科 
◆ティーに使う部分:種子部
◆主要成分:アネトール、コリン、アニスアルデヒド、ヒマカレン、リナロール
◆効能:リラックス 精神安定 消化促進 整腸作用
◆禁忌:乳幼児、妊娠中

*ややスパイシーな味なので、単独で飲まれる時は、はちみつと一緒にいただくと
 飲みやすいです。
 今回は、イタリア産のアカシアのはちみつと一緒にいただきました。

【第13回】ハーブで心と体に癒しを。

今回の東北関東の震災において被害にあわれた被災地の方々、そしてその関係者様に心よりお見舞い申し上げます。また亡くなられた方々やそのご家族には哀悼の意を表しますとともに、この場を借りまして心よりご冥福をお祈りいたします。

 

さて、4月。花冷えという言葉もございますようにまだまだ寒い日が続きます。
早くもっと暖かくなって欲しいものですね。
ハーブについて1年間色々語って?来ましたが、今回は日本全体の士気(元気)を
高めるために、そしてこの時期、1日も平和で安らげる日が多くなるよう、最近
出合ったハーブを2つご紹介させていただきます。

 

◆ ハーブとんかつ ◆

写真 2

 元々、肉が大好きな私は、とんかつも大好きです。豚肉にはビタミンB1が多く含まれ、疲労回復や糖質代謝に有効です。
特ににんにくやねぎなどに含まれているアリシンと一緒に摂るとよりビタミンB1の吸収が高まります。

このバジルとんかつは、パン粉にパプリカ・バジル・ジンジャー・ブラックペッパー・一味・ガーリックを混ぜてまぶし、外はカラッと中はジューシーに揚げてあります。特にバジルと豚肉はよく合い、豚肉の臭みもキレイに取ってくれますし、バジルの香りは食欲を
高めてくれます。よくお料理に出て来るバジルについてお話いたします。

 

 

【バジル】

古代ギリシアでは王家など貴人の香水や薬に使われたことから、「王様のハーブ(Basilikon phuton)」と呼ばれたバジル。日本には、意外にも古くからあり、江戸
時代に中国から到来したようです。バジルの種子に水を含ませるとゼリー状になりで
目に入ったゴミを取り除いていたことから、「メボウキ(目箒)」と呼ばれていました。
トマトとの相性がとてもよいです。

 ◆学名:Ocimum basilicum 
◆科名:シソ科 
◆属名:メボウキ属
◆主要成分:リナロール、カンファー、オイゲノール、カルシウム、β—カロテン、
        ビタミンK、鉄分、マグネシウム
◆効能:殺菌作用・消化促進作用
◆禁忌:妊娠中の方、小さなお子さん、重病人

 

★☆特に注目される効能☆★
■ 鎮静作用・リラックス
バジルの香り成分である、リナロール、カンファー、オイゲノールには鎮静作用
があり、神経を鎮めて精神的な疲労をやわらげる作用や、リラックス効果が
あります。整腸作用・頭痛や眩暈の解消などの健康効果もあります。

■ 咳止め
微量のサポニンを含んでいるので咳を鎮める働きがあります。

■ がん抑制作用
香りの成分である、テルペンとフェノールらには、ガンを引き起こす活性酸素を抑える
働きがあります。

 

 

◆フォレストベリーズティー ◆

 【エルダーベリー】
風邪やインフルエンザの症状を緩和する3大ハーブ(エルダーベリー、エキナセア、
ゴールデンシール)の一つで、昔から風邪やインフルエンザ、神経痛の治療に
欠かせないものとして、使用されてきました。

 ◆学名:Sambucus nigra 
◆科名:スイカズラ科 
◆ティーに使う部分:果実部
◆主要成分:転化糖、植物酸(クエン酸、リンゴ酸など)、タンニン、ビタミンC・P、
        鉄、アントシアニン、精油
◆効能:緩下作用・利尿作用
◆禁忌:特になし。

 水色鮮やかなルビー色を呈している色素成分(アントシアニン)が、風邪、インフルエンザや花粉症などのカタル症状(粘膜の炎症)を緩和させてくれます。
また抗酸化(アンチエイジング)免疫力アップにも効果があります。他にも便秘やむくみの解消にも効果があります。

 

写真 1

【第12回】ルイボスティー

最近めっきり春らしい陽気が漂う今日この頃。
女子には嬉しいおひな祭りもありますね。そしてまさに、季節の移り変わり目です。
この時期は風邪をひいたり体調を崩しやすい時期でもあります。
みなさん、くれぐれも食生活にも気をつけて体調管理してくださいね。

 

 ひな祭り

 

 
さて、3月は毎年気になる花粉も飛び散り出す季節。花粉症対策のハーブティーを
ご紹介・・・と思いましたが、昨年4月に既に書きましたので、今回は、新年度の
4月に向けて元気になれるスーパーハーブティーをご紹介させていただきます。

 

昨年のFIFAワールドカップ開催地、南アフリカ生まれのルイボスティーです。

 

ルイボスは、南アフリカのセダルバーグ山脈一帯のミネラル豊富な土壌に自生
する針状の葉を持つ植物です。この山の土壌に生育するアスパラサス・リネアリス
という植物から作られています。

分類学上はマメ科の植物ですので厳密にはお茶ではありません。乾燥すると葉が
赤茶色になることから「ルイボス」(現地語で赤い藪という意味)と呼ばれていました。

このセダルバーグ山脈から生まれるルイボスティーは、農薬や化学肥料が一切
使われない農法から生まれるもので、自然の恵みのみから誕生する「自然の
万能薬」
と言われています。古くから原住民の間では、健康茶・不老長寿の薬とも
言われてもてはやされていました。

色々なお茶と同じく、ルイボスティーにも等級があり、大きく分けて スーパー
グレード、チョイス、スタンダードの3つのグレード に分類され、最高等級の
スーパーグレードとして認定される茶葉は全体の約1%程度しかありません。

 
*カフェインは含まれていませんので、妊婦さんやお子さんにも安心して飲んで
 いただけます。1日カップ2〜3杯くらいがいいでしょう。ノンカロリーなので、
 ダイエットしている方にもおススメです。

 

 

★☆特に注目される効能☆★

 ■ アンチエイジング
活性酸素除去作用のあるSOD(抗酸化物質)にとてもよく似ているケルセチン
というフラボノイドに属するポリフェノールが多量に含まれています。
美肌効果もあります。

*SODは、人間の体内で作られる酵素なのですが、20代ぐらいから活性力が
 低下し、40歳を過ぎるとさらに著しく低下すると言われています。

 

■ アルコールで疲れた肝臓
タンパク質ミネラルなどといった肝臓を元気にする栄養素を多く含みます。
アルコールを飲む前に飲むと、二日酔いや悪酔いも防いでくれます。

 
■ 便秘
腸の毒素を分解して腸が活発に動くのを助けます。個人差がありますが、
比較的即効性があるので、飲んだその日から便通が良くなる人もいます。
また、便の臭いも臭くなくなるという人もいます。

 

他には、高血圧症の方が、正常な血圧値になったという報告や、アトピー性
皮膚炎、水虫が治った、シミ・ソバカスが改善されたという報告もあります。

 

【ルイボスティー】

 ルイボス

◆学名:Aspalatbus linearis 
◆科名:マメ科 
◆ティーに使う部分:葉
◆主要成分:フラボノイド、ルチン、ジヒドロカルコンC、配糖体(アスパラシン)
◆効能:強壮・抗アレルギー・代謝促進・抗酸化作用
◆禁忌:特になし。

【第11回】ストロベリーティー

2011年ウサギ年の年が明けてから既に1ヶ月が経ちました。
2月は逃げる、3月は去るということで、この時期はいつもあっという間に
過ぎてしまいます。みなさん、気を張ってまいりましょうね。

 

さて、2月になり若干日が長くなり日暮れの時間が遅く感じられますが、
気温はどんどん下がってきています。一般的に暑い時期はビタミンB
壊れやすく疲れやすくなり、寒い時期はビタミンCが壊れやすく免疫力が
落ちて風邪を引きやすくなります。

今の時期、ビタミンCは、ぜひ忘れずに毎日摂っていただきたいです。
もし、『無人島にビタミンを1種類だけ持って行ってもいい。』と言うので
あれば、私は迷い無くビタミンCを選びます(笑)

 

【ビタミンC】

 美肌効果、眼精疲労、風邪の予防・回復、ストレスによるイライラ解消、
利尿作用、コレステロール値の正常化など、いろいろな作用や効果を
もたらします。女性が大好きなコラーゲンもこのビタミンCがないと合成
されませんし、ビタミンCと鉄分の多い食材を一緒に摂ると吸収が2倍
以上にアップすると言われています。ビタミンCは、さまざまな場面で
効能を発揮しています。それになんと言っても活性酸素からお肌を守って
くれる働きもあるので、女性には本当に嬉しいビタミンです。

 

◆ビタミンC欠乏症


ビタミンCは水溶性で,カラダの中に貯めておけません。ストレス・タバコ・
紫外線などにより、破壊されてしまいます。一気に大量摂取するよりも、
何回かに分けて摂った方が効率よく吸収できます。ビタミンCが不足すると
血管壁がもろくなり、皮下出血をおこしやすくなります。
また、疲労感、食欲不振、不眠症などの症状も現れます。

 

◆ビタミンC過剰症

普通に摂取している範囲(1000mg/日以下)なら、過剰気味ということは
ないです。多量摂取した場合は、尿中に排出されます。下痢や吐き気などの
症状が現れる場合もあります。

 

 

■ハーブアドバイス
ハーブの中にもビタミンCは多く含まれており,特に代表的なものを2つ挙げます。

 

【ハイビスカス】
疲労回復に効果的なクエン酸が豊富で、ローズヒップとブレンドすることで相乗
効果が高まります。

 

【ローズヒップ】
ローズヒップは「C」の爆弾ともいわれており、その量はレモンの20倍とも
言われています。ストレスの強い人や美容と健康には欠かせません。
ビタミンPによって保護されることで加熱しても壊れにくいのです。
しかもリコピンによって、吸収されやすいという優れもの。カルシウムは、
牛乳の約9倍鉄分はほうれん草の約2倍。酸味が強い場合は、ハチミツ
などで甘味を足したり、ハイビスカスとブレンドすると飲みやすくなります。

 

 

【ストロベリーティー】

 苺のスウィートな香りが、ハッピーな気分にさせてくれるお茶。今回はCTC
製法(丸粒)のアッサムがベースのお紅茶をいただきました。コクがあって
ミルクや練乳、蜂蜜とも相性バッチリです。ほんのり甘酸っぱい香りで、甘い
けど後味はさっぱりしていて、口の中は爽やかです。

一足お先に春を感じたい方は、ぜひどうぞ!意外とプーアル茶(中国茶)にも
よく合います。

 

【飲み方】

1 カップにスライスしたいちご(1個)を入れるか、カップの中で潰してください。

2 紅茶を注ぐ。

3 お好みでミルクや練乳、砂糖、蜂蜜を入れてください。
  (わたし的にはミルクがおススメ!)

 

 ストロベリー

★写真は、カップの中のイチゴの果肉を既に食べて
 しまいました(笑)
 ストロベリーチョコシフォンケーキとともに。

【第10回】2011年のスタートは、ハーブティーから。

みなさん、明けましておめでとうございます。

紅茶・ハーブティーナビゲーター、そして美肌・美的管理栄養士の
平田恵子です。

2011年初春、今年はどんな一年になるのでしょうね?
色々な抱負を抱いてらっしゃる方も多いと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、年末年始は、暴飲暴食された方も多いのではないでしょうか?
カラダの中には、きっと活性酸素がたくさん溜まっているはず。
ハーブティーで、しっかりデトックスしてくださいね。

 

さて、今回は最近飲んだハーブティーで、印象に残ったものを2つご紹介
させていただきます。

 

 

先月姫路へ行ったときに訪れましたハーブ&アロマ専門店。
アユルヴェーダインストラクターの資格を持つマスターがご夫婦で経営されている
こじんまりとしたかわいらしいお店です。
そこで、そのマスターに勧められて飲ませていただいたのが・・・

 

スーパーハーブミネラルDバランス

 

 無題

 
 
 
 
 

 

5000年の歴史を持つといわれるインドの伝承健康理論に基づいて、27種類のハーブ・ミネラル等を組み合わせた健康食品でほとんどがインドのハーブが使われています。

27種類のうち血糖値を下げる働きや糖質の吸収を抑制するハーブやミネラルも含まれます。

○ニガウリ・・・血糖値低下
○ギムネマシルベスタ・・・糖質の吸収を抑制
○ニンバ・・・血糖値降下作用
○フェヌーク・・・血糖値降下作用
○サラシアレティキュラータ・・・血糖値降下作用

血糖値の上昇が緩やかになる働きがあり、注目のハーブティーです。

 * ネットでの販売となります。

 

 

先月東京・銀座へ行った時に初めて訪れました有名な真珠店のカフェラウンジ。
日本屈指のパティシエさんのスイーツが銀座で堪能できるということで、以前より
目をつけていました(笑)

昨年がオープン5周年とのこと。
店内はシックな濃い目のブラウンのインテリアと大理石の綺麗なテーブル・・・
とっても上品できらびやかでした。

今回、私がいただいたのは・・・・。

 

 無題2

オープン5周年記念ブレンドティー

 
○ボレージの花(利尿作用、解熱作用、抗鬱作用)
○カモミール、ダマスクローズ(解熱・沈静・抗鬱作用)
○ローズマリー、ドライライム(消化力改善、体を温める効果)
○ハイビスカス(肝臓機能の改善、消化促進、強壮作用)
○レモルヴェルベナ、黄ローズ(沈静・抗鬱・消化促進作用)
○オレンジフラワー(鎮静・強壮・抗鬱作用)
○メリッサ(強壮・抗鬱作用、消化補助)
がブレンドされています
 
 
 
 

 

 

 飲んだ瞬間、カラダが暖まる感じがしました。

 

ちなみにスイーツは、オープン5周年記念スイーツ、キュインツパレット。

左からチーズムース、フランボワーズマカロン、和栗のシュークリーム、オレンジパッションフルーツゼリー、ピスタチオマドレーヌと並んだ5種類のプチフールにカラフルなソース添えです。

 

 

それでは、今年もみなさんにとって輝かしい1年になりますよう、心よりお祈りしております。

【第9回】代謝をよくするハイビスカスティー

12月。早いもので2010年ももう終わりですね。年末は、クリスマス会や忘年会と何かと忙しくなる時期でもあります。

胃腸の疲れも出やすいので、みなさんくれぐれも暴飲暴食には気をつけてくださいね。

 さて、春から続けてきたハーブティー・紅茶コラム。ハーブティーの3ヶ月ワンクールの
流れをご説明します。

 

1. 浄化の時期(水分補給のリズムをつかむ)1ヶ月目

私たちは毎日平均、排尿、排便、汗、呼気などで2.5Lの水分を排出しています。
それに対して、食事で800mL、代謝水(新陳代謝によって出る水分)で
300mL
を摂り、それら以外にも1〜1.5Lくらいの水分を摂っています。体が
水分不足に陥らないよう十分ハーブティーを摂り入れたいものです。

 

2. 吸収の時期(ハーブの力を取り入れる)2ヶ月目

人の体は60兆個、200種以上の細胞からなり、日々生まれ変わっています。
ちなみに肌のターンオーバー周期は28日。最初の1ヶ月間、1日に必要な
水分量をハーブティーなどでしっかり摂り、このターンオーバーのリズムを整える
ことが大切です。

 

3. 実感の時期(ハーブの力を実感)3ヶ月目

細胞の生まれ変わりは体のリズムの目安となります。3ヶ月続けているとこれまで
との体の違いがわかってきます。

 個人差はありますが、大体3ヶ月間で何か違いを感じられれば、アナタも立派な
ハーブティシャンです。(私が勝手に命名いたしました)

 さて、今月は寒い冬に負けないよう、代謝をよくするハイビスカスティーご紹介
します。

 

 

【ハイビスカス】

◆学名:Hibiscus sabdariffa 
◆科名:アオイ科 
◆ティーに使う部分:ガク部
◆主要成分
 植物酸(クエン酸、リンゴ酸、ハイビスカス酸)粘液質、アントシアニン色素
(ヒビスシン)ペクチン、ミネラル(カリウム、鉄) 
◆効能:代謝促進、消化促進作用、緩下、利尿
◆禁忌:妊娠中の人

 

【ハイビスカスジンジャーティー】

 ハイビスカスジンジャー

今回のおススメは、ラズベリーとストロベリーの甘酸っぱいベリー味に、ジンジャーやカルダモンのスパイスが利いたコクのある美味しさで、寒い冬にぴったりのハイビスカスジンジャーティー。ジンジャーが体をのむくみを取り、ぽかぽか温めてくれます。

 

(原材料名)

ラズベリー果汁加工品、ハイビスカス、ストロベリー果汁加工品、カルダモン、ジンジャー、ローズヒップ、スイートクローバー、ジャーマンカモミール、ジュニパーベリー、ステビアリーフ、ラズベリーリーフ、エキナセア、スペアミント、トレハロース、香料

 茶葉:ティーカップ1杯(150〜180ml)に対して大さじ1 抽出:3分

 

turi-

☆ステキなクリスマスをお過ごし下さい。

【第8回】11月1日は“紅茶の日”

今年も残すところ、あと2ヶ月。11月は1日に紅茶の日というのがあります。

みなさん、あまりご存知ないかもしれませんが、ロシア漂流記でおなじみの伊勢の国(三重県)出身の船頭、大黒屋光太夫が、ロシアの女帝・エカテリーナ2世のお茶会に招かれ、日本人として初めて本格的な紅茶を飲んだ、という逸話からきています。

1791(寛政3)年11月1日の帰国の際、女帝エカテリーナ2世から紅茶を贈られました。それにちなんで日本紅茶協会が1983(昭和58)年に制定しました。なお、紅茶の初輸入は1880年代のことです。

 

紅茶の5大要素

1. 「水色(みずいろ)」の綺麗な事

2. 口に含んだ時 優雅

3.   渋みは強いが 爽快

4.    喉越し が良い

5.   味に コクがある

だそうです。

 

紅茶の主成分はタンニン、カフェイン、ビタミン類、アミノ酸などを含み、様々な健康効果があります。 そのため、19世紀のイギリスでは『東洋の神秘薬』と呼ばれていました。


 

ポリフェノール・・・抗酸化作用、動脈硬化、老化防止、発ガン性予防
*新築家屋の建材から出るホルムアルデヒドをよく吸着するため、使用済み紅茶のティーバッグをいくつか部屋に置いてシックハウス症候群の予防にも利用できます。

 

タンニン・・・脂肪燃焼効果、 抗菌効果、虫歯予防効果

 

カフェイン・・・
覚醒作用、脂肪の燃焼促進、消化促進、疲労回復、ストレスの解消、中枢神経の興奮、強心作用、運動敏捷性、抗喘息作用,利尿作用

 

テアフラビン・・・歯垢合成酵素阻害作用、活性酸素の酸化防止、殺菌効果

 

ビタミン・・・B1、B2、ナイアシン。あらゆる栄養素の代謝に必要なビタミン

 

ポリサッカロイド・・・胃や小腸で糖分の消化吸収を妨げる働きがあり、その結果血糖値を下げます。熱に弱いため、紅茶を冷水で抽出したものがより効果的。

 

ミネラル・・・カリウム、カルシウム、マンガン、ナトリウム、フッ素、亜鉛、銅、ニッケル、モリブデン、セレン

 
*動脈硬化防止には、セイロン(スリランカ)産、ケニヤ産、アッサム産の紅茶に比較的効果が強く認められたという報告があります。

 
*紅茶に含まれるこれらの成分は極めて微量なので、「薬」というほどのものではなく、 健康的な嗜好飲料だと考えてください。

  

『ミルクティーに入れるミルクは先か後か?』

紅茶の国・イギリスでは、ミルクを注ぐタイミングに関したこの論争が130年もの間続けられていましたが、2003年、権威のある英国王立化学協会が“ミルクが先“と発表したことでついに決着したそうです。以来、世界中でミルクを先にいれる方法“ミルクインファースト”が広まったそうです。

ミルクを先に入れるのは、タンパク質の熱変性を抑え、さっぱりとしたイングリッシュミルクティーに仕上げるためだそうです。

 

 

【リッツカールトン大阪ザ・ロビーラウンジ】

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ラウンジの雰囲気、音楽、そしてなんと言ってもテーラーズオブハロゲートのお紅茶が最高のお味なのです。ティーセミナーも時々開催されています。12月にはとてもステキなクリスマスツリーと供に美味しいお紅茶がいただけますよ。一度行かれてみてくださいね。私はよくここで、アフタヌーンティーをいただいています。五感が刺激されてくつろぎと癒しのひとときです。

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【7回】ハーブティーをおいしくするマヌカハニー

さて、早いものでもう10月。爽やかで一番いい季節かもしれませんね。

秋の夜長、たまにはゆったりとお茶を飲んでみませんか?ゆとりの時間というのは、
この慌ただしいストレスフルな毎日には必要不可欠です。

 
リラックスしたい時、私がこれまで嗜んで来たハーブティーで一番のおススメは、カモマイルです。カモマイルはたくさんの種類がありますが、中でもジャーマンカモマイルローマンカモマイルはすぐれた薬効を持ちます。お休み前の眠りにつくひとときに優雅な1杯には最適です。お好みによってスペアミントやレモングラス、ハイビスカスなどとブレンドしてもよいですね。穏やかに作用するので、お子様にもおススメです。

 
【カモマイル】

◆学名:Matricaria recutita 

◆科名:キク科 

◆ティーに使う部分:花

◆主要成分
精油、フラボノイド、クマリン、脂肪酸、シアン化水素グリコシド、サリ チル酸塩誘導体、コリン、タンニン

◆効能:弛緩、鎮痙、消炎、殺菌、発汗、利尿、鎮痛、抗ヒスタミン、鎮静、健胃

◆禁忌:キク科アレルギーの人

 

*ピーターラビットのハーブとしても有名ですね。

 

 さて、4月からハーブティーや紅茶について連載させていただきましたが、中にはハーブは独特の苦みなどで飲みにくい・・という方もいらっしゃるのでは?

そんな時や、ハーブティーに甘みとコクが欲しい時は、お好みの量を加えて欲しいのが、はちみつです。(お茶1杯にだいたいティースプーン1杯弱)

はちみつには抗酸化作用抗菌作用があり、カリウム、カルシウムなどのミネラルも多く、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を除去したり、体液を弱アルカリ性に保ちます。ビタミンB6も多くアミノ酸のエネルギー代謝を高めたり、神経細胞の興奮を抑えたり、動脈硬化の予防をしたりします。また、単糖類ですので、胃腸に負担をかけずに吸収されます。

 

今回、ご紹介したいのは、ニュージーランド生まれのマヌカハニー。ニュージーランドに自生するマヌカの木は、古くから薬木としてけがや病気の治療に使われて来ました。近年、他には見られない抗菌作用が発見され注目を集めています。砂糖代わりにお弁当に使うと痛みを防ぐということで、マヌカはニュージーランドの梅干しとも言われ、日本国内でも愛用者が増えて来ています。

 
【マヌカハニー】


マヌカハニー

 

◆栄養成分(100g当たり)

   エネルギー 1210kcal

 タンパク質 0.4g
 
 脂質  0.1g、
 
 炭水化物 80g、
 
 塩分 0.1g 
     

◆効能

 ピロリ菌死滅、抗菌活性作用、下痢、潰瘍の痛み、やけど&傷治癒、吹き出物、
 喉の痛み、口内炎、水ぶくれ炎症、目の感染症

 特に、大腸菌やけがの感染症のもととなることの多い黄色ぶどう球菌に対し、ハチミツ 
 の2倍の効果あり

 ◆安定性
 
 熱や光によっても抗菌作用が妨げられない、酸素が少ない状態でも効果を発揮

 ◆朝と夕に小さじ1杯半とるのが理想

 ※ 糖尿病などの疾患のある方は、医師にご相談のうえ、お召し上がりください。